概要
本名は織田礼介。かなり型破りな僧侶であり、本人曰く「僧侶としての禁忌は全て破った」と語っている。
帝京大学法学部出身(卒業)。本職は神奈川県厚木市にある円光禅寺という寺の住職であったが、1980年代末から1990年代にかけてテレビタレントとしても活動していた。
しかし2002年9月に文書偽造で逮捕(ただし本人は死の直前まで「あれは冤罪だよ」と主張していた)以降は表舞台からは姿を消した。さらに晩年はガンに悩まされ続けた。
晩年のあるインタビューでは、円光禅寺の住職は息子に譲ったものの、それとは別に数カ所の寺の住職を務めていたことを明かしているが、「檀家さんやご近所の迷惑になってしまうから」という理由で具体的な名前までは公表していない。
また、別のインタビューでは「仕事柄葬式をずいぶんとこなしてきたし、死んだらどうなってしまうのか分かっている(ので、死に対する不安はない)」とも語っていた。
なお、彼の死の直後、円光禅寺側は、「すでに一般人です」と、(改めて)住職を辞めていたことを明かしている。