概要
かつて羽原にいじめられていたとしゆきは頭部に傷跡が残るほどの負傷を受けたことが現在でも嘔吐するほどのトラウマとなっており、羽原の方が攻めになっているイラストも少なくない。
もっともその一方で、彼女はこの傷を負わせたことについてとしゆきに深い負い目があり、アークデーモン時代そのものが彼女にとっての黒歴史でもあるため事実上の立場はほぼ拮抗している。
いや、拮抗していた。
その後……(最終話ネタバレ注意)
ある日、としゆきは下り階段の手前に放置されたブロックに躓き、転落してしまう。
それを間一髪羽原に庇われ、としゆき自身は怪我一つせずに済むものの羽原は頭部と左足に重傷を負ってしまった。
そして病室には快活な笑顔で唐沢に怪我がなかったことを喜びつつもそこはかとなく横柄な態度を見せる羽原と、対照的に顔中に冷や汗を浮かべるとしゆきの姿があった……
そう、羽原もとしゆきが原因で負傷したことにより前述の負い目が相殺されてしまったという訳である。
としゆきの明日はどっちだ?