ピクシブ百科事典は2024年5月28日付でプライバシーポリシーを改定しました。改訂履歴

聖女アンナ・マルグレーテ

せいじょあんなまるぐれーて

聖女アンナ・マルグレーテとは、SEGAの音楽ゲーム「CHUNITHM」のキャラクターである。初出は「CHUNITHM CRYSTAL」。
目次 [非表示]

「人は愚かだったのかもしれない。それでも聖女は、人々のために身を挺する」


プロフィール編集

年齢15歳
身分人類の希望たる聖女
所属ロムニス連合

概要編集

CHUNITHM屈指の鬱エピソードとして知られる「シビュラ精霊記」レーベルのキャラクター。

CRYSTAL ep.IIマップ5(終点)を完走することで入手できた。

現在は該当マップが削除されているため、CARD MAKERでの復刻待ち状態。

スキルはRANK 15まで一貫して「ボーダーブースト・SSS」。


人類の希望となるべく、聖女として祭り上げられた少女。

特別な力を持たない普通の少女は、人々に崇められ何を思うのか。


運命の禍福編集

2022年11月10日~2023年1月11日開催の「第7弾 オリジナルグッズプレゼントキャンペーン」で入手できた別キャラ扱いのイラスト。

創造神イデアのSTORYにおける彼女の姿と思われる。


ストーリーでの動向編集

アンナが生まれるより前、世界には巫女(シビュラ)と呼ばれる少女たちがおり、彼女らは精霊に命を捧げることで自然を制御していた。

やがて、世界は巫女を過度に崇拝する者、巫女の力を利用しようとするものが現れ、巫女の力をめぐって戦争が起きた。

これに絶望した巫女たちは姿を消し、創造神イデアはそんな世界を失敗作と断じて処分しようとした。

イデアの侵攻により国が一夜にして滅ぼされる様を見た人間は人間同士で争っている場合ではないと考え、これまで戦争をしていたアギディス・ルスラ・ティオキアの3国が結託し、ロムニス連合となった。

巫女の力を失った人間たちは新たな希望として聖女を祭ることになった。

先代聖女から力を受け継ぎ、新たに聖女として祭り上げられたのが彼女、アンナ・マルグレーテである。


アンナのストーリー編集

聖女として祭り上げられたものの、当初は聖女としての自覚など皆無で存在するかもわからない救いの神に形だけの祈りを捧げているだけだった。


ある日、水の都・ティオキアが陥落し、負傷した兵士を見たアンナは戦争の悲惨さを目の当たりにしたことで彼女の考え方が変わり、聖女としてできることはないかと考え始める。


やがて戦火はアンナのいる聖都・ヴァルヴァラに伸びてくるのも時間の問題となっていた。

ヴァルヴァラに姿を現したイデアは臆せずイデアに立ち向かおうとするアンナを見て人間たちに「アンナを生贄とすればこれ以上の殺戮をやめよう」と言い放つ。

どよめく兵士たちに向かってアンナは「自分一人の命で世界が救われるのならば喜んで命をささげよう」としたうえで「イデアがいる限り真の平和は訪れない」として、人々を扇動し、この要求を跳ねのけた。

こうして、聖女アンナ率いる人類とイデアの最終戦争が幕を開けたのだった。


イデアのストーリー編集

アンナの言葉で抵抗を続ける人類であったが、それでも精霊の力を操るイデアの足元にも及ばず、アンナの攻撃さえもイデアに傷一つつけることもままらなかった。

その事実は、人間やアンナの心を折るのに充分であった。

心を折られた人間からイデアの放つ魔物に蹂躙されていく中、人類はイデアの言葉を思い出す。

「アンナを生贄にすればこれ以上の殺戮はやめよう」


もしもあの時、イデアの言うようにアンナを生贄にしていれば救われていたかもしれない。

今からでも遅くないのではないか。

人間たちの脳裏にそんな考えが横切る。

やがて一人の兵士が叫んだ。

「聖女だ。今からでも聖女を差し出せば俺たちは助かる」


イデアが提案してきたころには聖女を裏切ることはできない、と考えていた人々もやがて絶望に飲まれ、徐々に同調していく。

空気はやがて「聖女を捧げよ」という大合唱に変わっていく様子を興味深そうに眺めるイデア。


アンナを生贄にするために動き出す兵士、すぐにアンナは兵士たちに捕縛されてしまう。

いつの時代も自分のことしか考えられない人間達を目の当たりにしたアンナは絶望する。

自分はこんな奴らのために尽くしてきたのか、と。


嬉々としてアンナを生贄に捧げる人間たちを見たイデアは

「やはり人間は愚かな失敗作だ」と断じ、アンナ以外の人間を全て消し飛ばす。

辛うじて一命を取り留めたものの四肢を吹き飛ばされ、絶命も時間の問題である兵士はそれでもアンナに縋る。

自分を裏切ろうとしたうえで、それでもなお自分に助けを求める人間をアンナは反射的に蹴飛ばす。


アンナの目の前に降り立つイデアに、アンナは「人はなぜ生まれてしまったのか」と問いかける。

イデアは「すべては自分の失敗だ」とし、アンナにとどめを刺す。

四つの精霊の力を取り戻し、アンナの強い魂も食らったイデアは新たな世界の創造のために動き出そうとした、その時だった。


四つの精霊に宿った歴代の巫女の絶望、そして今際の際のアンナの絶望がイデアを蝕む。

絶望によって魂が体から離れた時、死を迎える。

イデアが定めた世界の理だったが、無論イデアさえもこの理には抗えなかった。

身勝手な人々達によって絶望で黒く染め上げられた巫女とアンナの魂はイデアが新たな憑代を見つけることさえ許さなかった。


無限の絶望に蝕まれたイデアはやがてこのような生き地獄を味わうぐらいならば消滅してしまいたいと願った。

そうしてイデアの魂さえもこの世界から消滅してしまった。

残されたのは自然を守る精霊もいない、祭るべき聖女もいない、神すらもいない、滅亡を待つだけの世界だけであった。


対応楽曲編集

《運命》 ~ Ray of Hope - 3R2


関連項目編集

CHUNITHM

聖女:アンナ/ルチア

関連記事

親記事

シビュラ精霊記 しびゅらせいれいき

兄弟記事

pixivに投稿されたイラスト pixivでイラストを見る

pixivに投稿された小説 pixivで小説を見る

このタグがついたpixivの作品閲覧データ 総閲覧数: 1392

コメント

問題を報告

0/3000

編集可能な部分に問題がある場合について 記事本文などに問題がある場合、ご自身での調整をお願いいたします。
問題のある行動が繰り返される場合、対象ユーザーのプロフィールページ内の「問題を報告」からご連絡ください。

報告を送信しました

見出し単位で編集できるようになりました