プロフィール
概要
青ヶ島生まれの島育ちで元気にのびのびと暮らしていたが、初魅と出会いEdenにスカウトされたことで演劇の道を志す。演技経験こそないものの純真無垢な性格ゆえ、すさまじい役の憑依を見せる。
人物
彼女の劇団「Eden」のメインストーリー1章で堂々の主人公に抜擢。
中学までは青ヶ島で花を育てたり、星を見たりなど、自然に囲まれて過ごしていた。そのおかげか本土に渡った後も生き物や星に詳しい一面を持つ。沖縄で育った銀河座の与那国緋花里とは経緯や性格が似ていたためか他劇団で恐らく最初の友達となり、一緒にいて楽しいし価値観も合うからよく遊ぶという。しかし、虫が苦手なしぐれにうっかりアゲハチョウの幼虫を手掴みで持っていった時は顔面蒼白で逃げられた上に、その日は一日中避けられたそうだが。
しかしある時友達とやっていたドラマのごっこ遊びの様子を見た初魅にもう一度やってみてくれと頼まれ、その素質を見抜いた初魅からスカウトを受ける。仁花子は少し悩むが、演劇のことに関して話していた初魅の想いに惹かれ、入団を決意する。両親も快く背中を押してくれた。
適応力は非常に高く、劇団かつ高校の先輩である容には出会ってすぐに「いるるん」とあだ名をつけた。また、初魅の独裁体制にほとんどの人は初めは反発するらしいのだが、仁花子は「かっこいい」とあっさり受け入れ、Edenで稽古をしつつも新たな日常を過ごす。しかしある時、初魅に追放された元劇団員に絡まれる。彼女は「私はあなたの味方」と言いつつも、初魅への恨みをぶつけて去っていった。その後に容から「舞台をわざわざ観に来た上で、なるべく嫌な評価つけてくの。しかも、0点だらけのバカ丸出し評じゃなくて、45点くらい入れた上で、地味に腹立つ批判してくるんだ。Edenが、なるべくイヤな思いするようにね」と告げられ、人の悪意に触れたことの無かった仁花子は酷く心を痛めて落ち込んでしまう。
これこそが、仁花子の最大の弱点である。それを容から伝えられた初魅は仁花子が人の悪意に晒されないように、SNSやネットの使用を最低限にする事と、Edenについての検索の禁止を命じられる。その後は再び立ち直ったが純粋さは相変わらずのようで、架空請求が来た際には顔面蒼白になって焦ったりするほどである。
また、この影響や自然育ちなこともあってか、かなりの機械音痴でもある。スマホも全然使いこなせないようで、アプリのインストールも分からないらしい。それを見た現代っ子の本巣叶羽からも呆れられるほどである。
そんな仁花子の憧れとなる人物は鳳ここな。年齢は仁花子の1つ上で先輩ながら、敬語を外すよう仁花子に言ったりなど、友達みたいに接してくれるから嬉しいようだ。(ちなみにこれはここな曰く「敬語を使われるのが慣れない」とのこと)
センス
そんな仁花子のセンスは「無垢な足跡」。支配系。
効果は、仁花子の演技を観た者はその舞台の評価で嘘が付けなくなるというもの。純粋であるがゆえに人を疑うことを知らない、ナイーブな感性に由来したセンス。相手を騙すのではなく、本心を剥き出しにする効果がある。容曰く「怖い」とのこと。
メインストーリー1章ではこのセンスを使ったことで1人のアンチ活動を以降止めさせるまでに至っている。
しかし本人の能力向上などは一切ないだけでなく、失敗した時にこれを使えば使用した仁花子本人が余計に傷つくことすら有り得る使い方の難しいセンス。初魅からも「とりたてて、いいセンスを持っているわけじゃないようだ」と言われている辺り、扱いは難しいのだろう。事実、イベントストーリー「bet or hold?」「go all out」で容と初魅の一件があった「サロメ」の公演では否定的意見も多数あったという。
センス?
そんな仁花子はもう1つ特殊なセンスを持ち合わせている。
非常に奇抜な服装のセンスである。
この服を見た容や大黒、しぐれが一瞬で青ざめ、言葉を失うほどである。大黒曰く「前衛芸術」。初魅はそれすらも受け入れていたが、容からは「初魅の意見は参考にすらならない」とバッサリ切り捨てられていた。
その一幕は公式の一コマ漫画からうかがえるが、なんと「楽園」と大きく前面にプリントされたTシャツを笑顔で着ていたという…
公式絵では普通の服を着ているが…中学から変わっていない辺り両親か友達に決めてもらった服という可能性が極めて高い。