芙蓉(駆逐艦)

ふよう

大日本帝国海軍の駆逐艦の一つ。

概要

若竹型駆逐艦の7番艦。

日米開戦時、外洋航行性能に劣る樅型（準同型艦）は大部分が哨戒艇や雑役船に転籍していたが、若竹型は多くが駆逐艦籍に残され、不向きな船団護衛に従事した。

詳細はWikipedia参照

艦歴

1922年

2月16日

起工。

9月23日

進水。進水時の名称は第十六駆逐艦。

1924年

4月1日

名称を第十六号駆逐艦に変更。

1928年

8月1日

計画名ではなく艦名「芙蓉」が与えられた。（若竹、呉竹、早苗、早蕨、朝顔、夕顔、刈萱も同様）

1937年

7月7日

日中戦争勃発。華南沿岸の諸作戦に参加。

1941年

12月8日

日米開戦。船団護衛に従事。

1943年

12月20日

船団護衛中、マニラ湾口で米潜水艦「パファー」の魚雷が2本命中し沈没。

1944年

2月5日

除籍。

諸元

基準排水量	820t
全長	83.8m
全幅	8.08m
機関出力	21,500馬力
最高速力	時速35.5ノット
乗員	110名
兵装	12.0cm単装砲×3
	6.5mm単装機銃×2
	53cm連装魚雷発射管×2

関連タグ

駆逐艦　若竹型

若竹(駆逐艦)　呉竹(駆逐艦)　早苗(駆逐艦)　早蕨(駆逐艦)　朝顔(駆逐艦)　夕顔(駆逐艦)　刈萱(駆逐艦)