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概要

「ラゼンカ(LAZENCA)」-人類の先祖である「カロアン文明」時代に皇室騎士の霊魂が宿った機械戦士を総称した言葉である。ラー=霊魂、ゼンカ=機械戦士を意味して、霊魂機兵は英雄的な霊魂を持った機械戦士を省略した言葉である。「人間と自然に対する愛」ラゼンカはこのような主題から生命を持つ機械として誕生した。

 韓国TVシリーズでは初めて試みのSFファンタジーと言う新鮮なジャンルでアニメファンたちの視線を捕らえた。神話的で、神秘的な要素と科学的な論理が結合して「霊魂のこもったロボット」と言う魅力的なキャラクターが作り出された。霊魂機兵ラゼンカはSFファンタジーというジャンルに対する挑戦の始まりであった。ラゼンカは国内ファンたちにはじめて記憶されるまた一つのアニメである。


ストーリー

AD2116年、都市国家セトスにアートマン機械兵器達の大規模攻撃が始まる。セトス全域には非常警戒がかかり、全ての兵力はセトス外郭で行なわれているアートマンとの戦闘に投入される。モノスターはこの機に乗じて反乱を起こしてセトスの中心基地である「メセティウム」を占領、女王イジスを監禁する。リア姫はザラストロの助けを受けてメセティウム脱出を試みる。この時、ザラストロが保管していたカロアン皇室の笛「プルルオ」がリアに渡される。リアはメセティウムを脱出する途中、謎の少年アティンと出会う。ピタの追撃から免れた二人はアティンの村にたどり着くが村は壊滅状態、さらにアートマンの攻撃を受けるが笛プルルオの助けで退ける。二人はロビーナ一行と遭遇し、彼女のアジトで再会したアティンの育て親ペレスからアティンの父がアートマンと戦った戦士であったことを聞く。

その後アティンは自分の生体エネルギーによってのみ動くラゼンカ-ガイランを操縦することになり、ガイランを研究するザラストロがアートマンの正体を教えてくれる。一方、モノスターの反乱は失敗し、逃走途中アートマンに憑依されてしまう。アートマンと合体して強大なパワーを得、月側カロアン戦士ルドラを復活させるモノスター。ルドラは復活の際にリアが落としたプルルオを手に入れ、その影響でルタとミルシンはガイランを攻撃する。負傷を負ったアティンは変異種族に助けられ、ジオデカに向かう。

ガイランはゼンタとジオデカ上空で大激戦を繰り広げる。ルタ・ミルシンの助けでゼンタを倒すガイラン。破壊された破片の中から表れるプルルオ。ルドラが破れるとモノスターは逃走、ジオデカを破壊するためミサイルを発射するもピタに倒される。ミサイルは変異種族が持ってきた攻撃衛星のコントローラのおかげで撃墜される。

アティンとリアは手を取り合ってジオデカの中へ、リアは精神エネルギーでプルルオと結合し、ジオデカを稼働させる。地球環境は浄化されて大部分のアートマンは再び潜在生命体状態になり消滅する。


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