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『機動警察パトレイバー』に登場する人物。

声の出演:竹中直人


解説

機動警察パトレイバー2theMovie』およびそのノベライズ版『TOKYO WAR』に登場。


陸上幕僚監部調査部第二課別室所属と名乗り、横浜ベイブリッジ爆撃事件に関する捜査の協力を特車二課後藤喜一に依頼してきた謎の男。

以前から自衛隊内部に存在するある『グループ』の内偵を進めており、グループ創立以来のメンバーである柘植行人を爆撃事件の第一級容疑者として追っている。


斜視気味の目や真意を汲み取りにくい表情など「一度会ったら忘れられない顔」を持ち、胡散臭いこと極まりない常軌を逸した人物であるが、一応は自衛官である。

戦後の日本が置かれている『平和という状態』に対してある考えを抱いており、含蓄がある言葉を述べる。反面、とにかく他人の感情を斟酌しない上にあまりにも無神経で歯に衣着せぬ言動が災いし、相手の気分を害してしまうことが多い。特に松井刑事南雲しのぶといった常識的な人物達から嫌われている。

一方、言葉のニュアンスと表情にそれが全く反映されないという大きすぎる問題点はあるものの、他人の能力や功績を評価する目そのものは公平無私であり、ノベライズ版では『グループ』のアジトの一つをごく短期間で突き止めた松井刑事の手腕に素直に感嘆している。


ノベライズ版では嗜好や性格がより細かく描かれており、自らをコーヒー党だと語るがその味覚は後藤に言わせれば始めから存在しないのではないかと言わしめるほどの味音痴である(二課のコーヒーが壊滅的に不味く、それを喜んで飲んでいる為)。

さらに後藤の飲みかけのコーヒーを遠慮なく自分のカップに注ぐといった厚顔無恥さものぞかせる。

だが部下の面倒見は意外と良いらしく、ノベライズ版では自腹を切って部下たちに立ち食いそばを奢っていた(ただし、その描写の後で「今時、立ち食いそばを奢る程度では小学生の歓心を買うことすら難しい」と評され、更には「後藤といえども屋台で呑ませるくらいのことはしたものだ」とも言われていた)。



その正体は彼自身が内偵していたという『グループ』の一員であり、東京に「戦争という時間」を演出した柘植行人の同志。

彼が独立愚連隊同然の特車二課に捜査協力を依頼してきたのも、柘植の思想そのものには賛同していたものの、柘植が政治的デモンストレーションに過ぎなかった本来の計画を変更し、本気で「戦争」を起こそうとしていることに驚愕、さらに自身の本性が自衛隊内部に露見することを恐れてのことであり、公に捜査するわけにもいかず、自分の手で直接柘植を捕らえる必要があったためであった。

しかし、後藤を利用しようとしていたことが災いして逆に正体を全て看破され、最後は松井によって破壊活動防止法違反の容疑で逮捕された。


柘植についていけなくなったとはいえ、それでもやはり思うところはあったらしく、「日本の『平和』が幻想だとするならば、柘植の起こした『戦争』もまた所詮は幻想の戦争に過ぎない」と指摘した後藤の言葉に対しては「戦争はいつだって非現実的なものであり、現実的であったことなんかただの一度も無い」(=平和と戦争に境界線など存在せず、戦争の火種はいつでも身近にある)と返している。


関連タグ

機動警察パトレイバー

声の出演:竹中直人


解説

機動警察パトレイバー2theMovie』およびそのノベライズ版『TOKYO WAR』に登場。


陸上幕僚監部調査部第二課別室所属と名乗り、横浜ベイブリッジ爆撃事件に関する捜査の協力を特車二課後藤喜一に依頼してきた謎の男。

以前から自衛隊内部に存在するある『グループ』の内偵を進めており、グループ創立以来のメンバーである柘植行人を爆撃事件の第一級容疑者として追っている。


斜視気味の目や真意を汲み取りにくい表情など「一度会ったら忘れられない顔」を持ち、胡散臭いこと極まりない常軌を逸した人物であるが、一応は自衛官である。

戦後の日本が置かれている『平和という状態』に対してある考えを抱いており、含蓄がある言葉を述べる。反面、とにかく他人の感情を斟酌しない上にあまりにも無神経で歯に衣着せぬ言動が災いし、相手の気分を害してしまうことが多い。特に松井刑事南雲しのぶといった常識的な人物達から嫌われている。

一方、言葉のニュアンスと表情にそれが全く反映されないという大きすぎる問題点はあるものの、他人の能力や功績を評価する目そのものは公平無私であり、ノベライズ版では『グループ』のアジトの一つをごく短期間で突き止めた松井刑事の手腕に素直に感嘆している。


ノベライズ版では嗜好や性格がより細かく描かれており、自らをコーヒー党だと語るがその味覚は後藤に言わせれば始めから存在しないのではないかと言わしめるほどの味音痴である(二課のコーヒーが壊滅的に不味く、それを喜んで飲んでいる為)。

さらに後藤の飲みかけのコーヒーを遠慮なく自分のカップに注ぐといった厚顔無恥さものぞかせる。

だが部下の面倒見は意外と良いらしく、ノベライズ版では自腹を切って部下たちに立ち食いそばを奢っていた(ただし、その描写の後で「今時、立ち食いそばを奢る程度では小学生の歓心を買うことすら難しい」と評され、更には「後藤といえども屋台で呑ませるくらいのことはしたものだ」とも言われていた)。



その正体は彼自身が内偵していたという『グループ』の一員であり、東京に「戦争という時間」を演出した柘植行人の同志。

彼が独立愚連隊同然の特車二課に捜査協力を依頼してきたのも、柘植の思想そのものには賛同していたものの、柘植が政治的デモンストレーションに過ぎなかった本来の計画を変更し、本気で「戦争」を起こそうとしていることに驚愕、さらに自身の本性が自衛隊内部に露見することを恐れてのことであり、公に捜査するわけにもいかず、自分の手で直接柘植を捕らえる必要があったためであった。

しかし、後藤を利用しようとしていたことが災いして逆に正体を全て看破され、最後は松井によって破壊活動防止法違反の容疑で逮捕された。


柘植についていけなくなったとはいえ、それでもやはり思うところはあったらしく、「日本の『平和』が幻想だとするならば、柘植の起こした『戦争』もまた所詮は幻想の戦争に過ぎない」と指摘した後藤の言葉に対しては「戦争はいつだって非現実的なものであり、現実的であったことなんかただの一度も無い」(=平和と戦争に境界線など存在せず、戦争の火種はいつでも身近にある)と返している。


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