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葛代斎下

くずしろさいけ

葛代斎下とは、漫画「サイケまたしても」の登場人物の一人である。
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概要

  癖や目立つ部分のない髪型に、端正だが無個性気味な顔立ちなど、平凡・地味という印象がぬぐえない中学生で、今作の主人公。(本人も序盤では強く気にしており、強力ながら日常生活や自衛に不向きな能力もあいまって、カバー裏などで後ろ向きな迷言を口にしていた。)

漢字名が複雑であるためか、「サイケ」という呼称で書かれることが多い。…時折、後述の負担などのためか、眼がサイケデリックじみた描かれ方をされているが、それとは関係ない…多分。


  序盤では、無気力気味で斜にかまえた生き方をこじらせていたが、ある日、幼馴染の交通事故と、とある池でのトラブルなどを機に、ある異様な能力が開花。その能力によって、辛くも幼馴染を救出することに成功。

  それを機に、能力を落下トラブル防止などの人助けに使うようになる。時には、別の能力を持つ者との衝突や説得なども行ったが、能力消去を行える能力者から向けられた、能力を使う際の思想の問題についての言葉や、能力酷使によって起きた脳への負担蓄積などが重なり、能力をどのように使うのが正しいのか、自分が行っているのが果たして正しいことなのか等を自問自答するようになる。


  また、物語が進むにつれ、能力消去の際に起きる激痛などに耐える精神力を見せる一方で、自分の寿命や能力のデメリットを深く顧みず、他者のために多用しようとする、どこか危うい一面をのぞかせることや、他の能力者が偏見などで傷つくのを恐れ、苦悩する描写もみせることも。


  しかし、偏見や凶器をふりかざされることに対する恐怖に屈せず、向き合おうとする友人や、その友人の音楽や行動に理解を示した人たちなどを通して、上記の危うさも少し鳴りをひそめた。


能力

コンティニューそれはもはや、悪魔の所業。


  使用した日の午前7時に戻る能力。時間逆行系の操作種にあたる能力(オラクル)で、使用した際、逆行前に起きた出来事の記憶を、本人は覚えている。

使用条件はモグラ池で溺れ死ぬこと。ただ単に溺れることや入水するのでは発動しないという、とんでもない際物。(ちなみに、他の泉で溺れ死んだ際も発動したことはある。)

  その分強力といえなくはないが、一回ごとに自殺行為同然の行動をとらざるをえないうえに、使用頻度が重なると脳の一部に負荷がかかり、行動不能などに陥るリスクまで抱えている。


 もっとも、実際に厄介なのは、この能力のリスクを知っても尚、一回ごとに情報を少しでも多く得ようと分析することや、少しでも味方や第三者のために有効活用しようとすることに努力はすれど、自分の寿命や心身を削ることを躊躇う様子を見せず、”やせがまん”一つで凌いでは、再び能力を使おうとしてしまう、強靭とも歪ともつかない意思の方でもある。

 そのためか、一度は主人公の能力を、ただ変わった能力と心のどこかで思っていた友人も、中盤では、この能力を使用することに複雑な様子を見せていた。


 また、能力を使用した頻度を、能力保持者か否かを目で看破できる技能の応用で、大まかに判断することはできるが、能力使用前に起きた出来事などを、使い手以外の人物は覚えることはできない模様。そのため、一部の者からは、運命をねじまげる能力や、一方的に反省・学習の機会を奪う能力として危険視され、忠告などを受けたこともある。

(しかし、こちらの要素についてはサイケが忠告後に使用法などについて考え直す意思を一応見せたことや、サイケにとっても忠告者にとっても利己的な能力者による凶行阻止などに役立てたことがきっかけで、忠告者からある程度理解を得たため、あくまで中立的な口調で乱用を避けるよう言われる程度におさまっている。)


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