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西の善き魔女

にしのよきまじょ

『西の善き魔女』とは、荻原規子のファンタジー小説。
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概要

1997年9月からC・NOVELSファンタジアより順次出版。
その後、2度にわたって新装版が出されている。

2004年から2007年にかけて桃川春日子の作画でコミカライズ。『月刊コミックブレイド』(マッグガーデン)で連載された。

2006年に『西の善き魔女 Astrea Testament』の題でアニメ化し、4月から6月までUHF局系列にて放映された。全13話。

登場人物

フィリエル・ディー
主人公。赤金(あかがね)色の髪と、琥珀色の瞳が特徴。恋人はルー・ルンペルシュツルツキン(ルーン)。父は天文学者のギディオン・ディー。母はグラール女王国の元女王候補のエディリーンである。

ルー・ルンペルシュツルツキン(ルーン)
フィリエルの恋人であり、ギディオンの弟子。生い立ちもほぼ不明で誕生日も分からないため、年齢は推定15歳。黒髪に灰色の瞳、大きな黒ぶち眼鏡が特徴。数学に秀でており、推定8歳のときには既にフィボナッチ数列を瞬時に言えるほどである。セラフィールドには8歳のときにやってきた。それまでは旅芸人の一座に居た。

アデイル・ロウランド
グラール女王国の現女王候補であり、ロウランド家の養女。フィリエルと同じ15歳で、美しいブロンドと金茶色の瞳が特徴。また、彼女の母はかつてフィリエルの母エディリーンと女王の座を奪い合った、オーガスタ王女である。オーガスタ王女はエディリーンとは姉妹のため、アデイルはフィリエルの従姉妹。アデイルは通っていた女学校で、「エヴァンジェリン」というペンネームで、赤毛の貴公子と黒髪の少年の恋物語を書いていた。もちろん、そのモデルは兄のユーシスとルーンである。

レアンドラ・チェバイアット
グラール女王国の2人目の現女王候補にして、アデイルの同母の姉。アデイルの3歳上で、18歳。チェバイアット家の養女である。プラチナのような白く輝く髪と、吸い込まれそうな深い紫の瞳が特徴。背が高くてスタイルが良く、身長は男性ほどもある。体術にも優れているため、軍の統率も易々とやってのける。

ユーシス・ロウランド
ロウランド家の嫡男であり、血こそ繋がっていないが、アデイルの良き兄である。おそらくは20歳で、赤い髪とハシバミ色の瞳が特徴。才色兼備な貴公子である。その実力を買われ、文庫版4巻では、竜退治をする「竜騎士」に選ばれ、南の森カグウェルに旅立つ。

エディリーン・ディー
フィリエルの母。金髪碧眼の美しい女性。フィリエルが2歳のころ、病気によって亡くなってしまう。まだメイアンジュリーに居たころ、天文学者であるギディオンと恋に落ちる。そして、女王候補の肩書きを捨て、首都の王宮を抜け出し、遠くセラフィールドで暮らし始める。彼女の持つ女王試金石(キーワード項↓を参照)は首飾りの形をしており、亡き後はギディオンが預かり、その後ルーンによってフィリエルの手に渡された。

ギディオン・ディー
天文学者であり、フィリエルの父、ルーンの先生でもある。茶色の温かい色合いをした髪と瞳、重そうな黒いローブが特徴である。セラフィールドの住人には「博士」と呼ばれている。若いころ、天文学や科学を異端とするグラール女王国に疑問を抱き、愛するエディリーンと共にセラフィールドへと駆け落ちをする。しかし、フィリエルが幼きころに青い革表紙の本と、女王試金石を残して彼女は他界してしまう。そして彼自身も、フィリエルが舞踏会に行った晩、星の観察のためと旅に出て、二度と戻ってこなかった。

ボゥ・ホーリー(ホーリーのだんなさん)
セラフィールドの住人で、タビサの夫、フィリエルの育ての父である。特技は、家畜を売ったお金で度々面白いものを買ってきてタビサを呆れさせ、フィリエルを楽しませる事。しかしギディオンを見送ったあと、それを止めようと遅まきながらやって来た「異端審問官」に捕まるまいとし、天文台から自ら飛び降りてしまう。

タビサ・ホーリー(ホーリーのおかみさん)
セラフィールドの住人、ボゥの妻でフィリエルの育ての母。そのため、フィリエルが一番信頼を寄せる人物である。がっしりとした体型でとても働き者の女性である。まだ娘と呼ばれる時代のとき、親友だったリタ・ヘンルーダについて大冒険をしている。(文庫版7巻)

コンスタンス女王陛下
フィリエル、アデイル、レアンドラの祖母にして、グラール女王国の頂点に君臨する現役女王である。老いてなおその権力は衰えることはなく、2世代分の女王の座を全うしている。

キーワード

女王試金石
青く輝く美しい宝石で、3つしか存在しない。フィリエルはエディリーンから受け継いだ首飾り、アデイルはオーガスタ王女からの腕輪、レアンドラはコンスタンス女王からの指輪を持っており、そこに付いている宝石が女王試金石である。女王試金石は青いが、初代女王直血の者の血を垂らすと美しい深紅に変化する。


南のカグウェルの森にだけ生息するトカゲのような巨大な生き物。それを倒すことができるのは恐れずに立ち向かうことのできるユニコーンと、それに乗った竜騎士だけである。竜は全身が硬く、退治するには眉間や脇腹など柔らかいところに槍を命中させることが必要である。

ユニコーン
竜に立ち向かうことができる唯一の生き物。美しい毛色をしており、個体によって異なる。あるものは紫をしていたり、桃色や赤、空色など様々である。気高く、自分の認めた人間しか背中に乗せない。ユーシスは、後のパートナーとなる、アーサーに半日も放って置かれたほどである。

関連タグ

小説 荻原規子
ファンタジー

外部リンク

TVアニメーション 西の善き魔女 Official Website
東京MXテレビ*西の善き魔女 Astraea Testament
西の善き魔女 - Wikipedia
西の善き魔女とは - はてなキーワード
西の善き魔女Wiki

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