概要
荻原規子の児童文学小説。正式名称は『RDG レッドデータガール』。
単行本は角川書店のカドカワ銀のさじシリーズより刊行、全6巻（完結）。
文庫版はイラストが酒井駒子の角川文庫版と、岸田メルの角川スニーカー文庫版が刊行中。
ストーリー
そこに住む鈴原泉水子は中学三年まで麓の学校と家の往復だけの生活を送ってきた。
しかし高校進学は幼馴染の相楽深行とともに東京の鳳城学園へ入学するよう周囲に決められてしまう。
互いに反発する二人だったが……
（公式サイトより引用）
登場人物
鈴原泉水子
CV：早見沙織
腰の下まである長い三つ編みがトレードマーク。
極度の人見知りで、他者となかなか打ち解けられない自分を嫌悪している。
憑依体質の家系で、舞が得意。
相楽深行
CV：内山昂輝
泉水子の幼馴染の少年。
成績優秀、容姿端麗。非の打ち所のない優等生として女子に人気がある。
しかしそれは表向きであり、実際は辛辣な口調で喋るツンデレ。気心が知れてくると仮面が外れる模様。
山伏の家系で、修行中の身。
鳳城学園
宗田真響
CV：米澤円
泉水子のルームメイトで、深行のクラスメイト。
成績優秀で抜群の美少女。
人気も高く、ファンクラブも存在する。
宗田真夏
CV：石川界人
真響の三つ子の弟で、泉水子のクラスメイト。
人よりも馬が好きな風変わりな少年。
宗田真澄
CV：木村良平
真響と真夏の兄妹。幼少時に死亡。
宗田兄妹の願いで二人の前に不思議な存在として姿を現す。
高柳一条
CV：野島裕史
深行と真響のクラスメイト。学年トップの成績。
陰陽師の家系。
如月・ジーン・仄香
CV：ブリドカットセーラ恵美
鳳城学園高等部現生徒会長。
村上穂高
CV：石田彰
鳳城学園高等部前（初代）生徒会長にして、「影の生徒会長」。梨園の家の出。
泉水子の関係者
相楽雪政
CV：福山潤
深行の実の父親で33歳だが、20歳代にしか見えない外見をしている。
圧倒的な存在感とルックスで人（とくに女性）を引きつける。
泉水子に対しては優しく接するが、深行には厳しい態度しかせず、いつも険悪な雰囲気となってしまう。
泉水子の両親とは古くからの友人。優秀な山伏であり神出鬼没で鳳城学園の非常勤講師にもなる。
鈴原紫子
CV：朴璐美
泉水子の母親。警視庁公安部に勤めている。
鈴原大成
CV：井上和彦
泉水子の父親。シリコンバレーで働く優秀なSE。
鈴原竹臣
CV：伊井篤史
泉水子の祖父。玉倉神社の宮司。
野々村慎吾
CV：乃村健次
玉倉神社に仕える神官の一人。古武道の達人。泉水子の送迎を担う運転手をしていた。
末森佐和
CV：津川祝子
玉倉神社に勤める女性。家事を一手に引き受けている。
中山瑞穂
大学病院に勤める研究者。紫子の友人。
CV：釘宮理恵
泉水子の同級生の男子中学生。薄印象だが、特別な存在を持つ。
CV：田中理恵
泉水子に憑依する謎の存在。
アニメ
2013年4月から6月まで、TOKYO MX、北日本放送(アニメーション制作を手がけたP.A.WORKS本社のある富山県をエリアとする)、サンテレビ、TVQ九州放送、岐阜放送、三重テレビ、チバテレ、テレ玉、tvk、BS11、キッズステーションで放送。内容は小説の第5巻まで。
キャラクター原案は岸田のものに準拠、作画は琴音らんまるが担当。
関連イラスト
外部リンク
関連動画
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