概要
元々の意味としては、電車やバス等の乗り物において、乗客が満員になったり発車時刻を迎えたために、客が全員乗車していないのに発車・発進すること。「積み残し」「見切り発進」という表現がされることもある。
それから転じて、信号待ち中などの車両が信号が青に変わらないうちに発進したり、進路に対向車や歩行者がいるか確認しないで発進する危険運転も指す。
さらに転じて、関係者の意思疎通や必要な準備を十分に行わないまま、独断で行動に移す様子を指す言葉として用いられる。
運転での見切り発車はもちろん、ビジネスでの見切り発車は思惑が外れて大きな被害を出すこともあるので、非常に危険である。新入社員は、「報・連・相(ほうれんそう、「報告」「連絡」「相談」の意)はビジネスの基本」と教育されるはずだ。
関連タグ
届出、計画、報告、連絡、相談:これらを怠ったまま事を始めてしまうと見切り発車になってしまう。
完璧を目指すよりまず終わらせろ:見切り発車の類義語に見えるが実は対義語。理想を求めて引きこもらず、リリース後も市場の声を聞き改善を繰り返す事の大切さを説いている。
顧客が本当に必要だったもの:顧客と営業と制作の報連相が十分になされなかった結果。
立て逃げ:ピクシブ百科事典において衝動的あるいは他者による加筆を期待して内容がない記事を作ってしまうこと(仮作成)をこう評することもある。