概要
季封村の村民。
宇賀谷家の分家にあたる言蔵家の娘で、春日珠紀の祖母である宇賀谷静紀の付き人をやっており、宇賀谷家に住んでいる。
料理の腕前はプロ級。宇賀谷家の台所は彼女にとって聖域であり、珠紀が料理をするのを防ぐために結界を張ることもある。
以下の「ネタバレ」の項目には、ゲーム内の重大なネタバレを含む。閲覧注意。
ネタバレ
料理を始めたのは慎司の影響である。幼少期は彼と仲が良かった。慎司ルートの様子からして美鶴本人は慎司が兄だとは知らなかった模様。
慎司同様に言霊を操ることができる。静紀の命令に従い、その能力を使って「神隠し」と称した残酷な儀式を行ってきた。
その内容は、霊力の強い村民をやむを得ず殺害し、その魂を使って鬼斬丸の封印の強化を施すという少女が行うにはあまりにも酷なもの。それが原因となり、彼女の感情は摩耗してしまった。
汚れ役に徹してきた自分とは対照的な、正当な玉依姫の後継者であり守護者に護られる立場である(さらに述べるなら殺人とも無縁だった)珠紀に対し、当初は複雑な感情を抱いていた模様。
物語終結後以降は和解し、珠紀に心酔している。「緋色の欠片」のファンディスクにあたる「あの空の下で」では、バレンタインデーに照れながら珠紀にチョコレートを贈るという百合っぽいシーンまである。
ちなみに慎司ルートでは恋のライバルとして珠紀の前に立ちはだかる。真弘ルートでは拓磨といい感じになっている。遼ルートでは珠紀を心配し優しく接してくれる。
以上のように、ルートによって珠紀への態度や他キャラクターとの関係が異なってくる。