概要
踏分誠一とはハンドレッドノートの探偵チーム、「スワロウテイル」の記録者である。
プロフィール
人物
<スワロウテイル>の記録者。恵美の幼なじみで元フローリスト。
恵美がネスト入所について相談した際、強烈に後押しした。ついに恵美がやる気を出した、と喜んでいたのだが、いつの間にか巻き込まれ、自分まで入所することになっていた間抜けなお人好し。
TOKYO育ちなのになぜか関西弁でしゃべる。
体格が良く地声がでかい。一方で笑顔が爽やかで柔らかい空気をまとっているところがあり、フラワーショップ店員時代から子供から圧倒的な人気があった。
手先が器用で、家事全般を完璧にこなす。
汚れを気にするのが面倒だという理由で常に着用しているエプロンがトレードマーク。
性格
お人よし。オカン体質。苦労人。性善説を信じている節がある。
まどかにどうにか人並みの暮らしをさせようと躍起になっている。
同じスワロウテイルの記録者、神柴健三とは犬猿の仲。
根が善人であるため何かにつけ健三とまどかにからかわれている。
元フローリストであるためか二人の悪戯によるストレスで壊れた(?)時は猫なで声で植物に語りかけたりしている。(この一件でまどかと健三は少し反省している)。
かなりの下戸で、飲むと泣き上戸になる。
メンバーとの関係性
ちゃんと自立しろ
3つ違いの幼なじみ
幼い頃からサボり癖が強かった恵美を、誠一は時に叱り、時に褒め、時になだめ、最後にはやっぱり𠮟りつけ、なんとか人並みの生活をさせてきた。
保護者を自任しているせいか、誠一は恵美の美貌に対して極めて鈍感で、言うことを聞かないときは容赦なくほっぺたを引っ張る。
「あんな暴挙に及ぶのはこの世に踏分誠一しかいない」と健三は憤りつつ語る。
いい加減にしろ
天敵。
恵美を自立させたい誠一と、恵美を甘やかしたい健三の戦いは泥沼の様相を呈している。
「恵美がいつまでも自堕落なせいなのは健三のせいだ」と誠一は主張し、「誠一くんに任せておいたらまどかさんの美しさが損なわれてしまう」と健三は主張する。
なんだかんだ、根っこのところの相性は決して悪くないのがまたややこしい2人である。
塔翠
花仲間
元フローリストの誠一と、ガーデニングを趣味にする翠は、たまに連絡を取り合う仲である。
冷静沈着で経験豊富な翠を、誠一は記録者の先輩として尊敬している。しかし草花については誠一の方が詳しく、翠は教えを乞う立場として礼を失することはない。
やや苦労人の気質が似通っていることもあり、誠一はたまに翠に愚痴を漏らすことがある。翠の馴染みのバーに二人の姿が消えていったときは、大体お察しである。