車輪眼
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しゃりんがん
人相学において凶相とされる人相。または創作や伝説における英雄の身体的特徴。もしくは「写輪眼」の誤記。
人相学において、「黒目が落ち着きなく動き回り、ギラギラした眼」のこと。
邪念が多く怒りっぽい上に闘争を好み、目的のためには手段を選ばない傾向があるとされる。凶相に分類され、この相の持ち主は危険な人物であるという。
Pixivでは主に写輪眼の誤字として扱われる。メイン画像は悪ふざけで写輪と車輪をかけたもの。
漫画『ドラゴンクエスト列伝 ロトの紋章』において、「車輪眼」とは剣王・フルカスとその子孫に顕れる身体的特徴とされる。
瞳が二つ(二重)あり、車輪のような紋様を象った眼で、これを持つ者は剣王になれる器があるという。
このような瞳孔が二重になっている瞳は「重瞳(ちょうどう。重瞳子)」と呼ばれるもので、古代中国や日本などでは貴人・英雄の特徴であるとされることもあった。
項羽、顔回、楊大眼、源義経(『壇ノ浦夜合戦記』)、豊臣秀吉(幸田露伴『蒲生氏郷』)、小栗判官(伝説上の人物)などが重瞳だったと言われている。
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