この先、『劇場版異世界かるてっと~あなざーわーるど~』のネタバレとなりますので、御注意下さい。
概要
機動要塞デストロイヤーの制作者と共に、パンタグリュエルを作った人物。パンタグリュエルの名付け親でもある。
元は『オーバーロード』の世界へと転移した、《ユグドラシル》のプレイヤー。
本来なら劇中に登場する予定であったが、尺の都合で殆ど削られ、結局エンドロールでしか出番が無かった。
容姿
白を基調とした全身鎧を身に纏っている、青髪の人間の青年。パンフレットの人物紹介では天使の輪と6枚のビーム状の翼が、ねこにゃんの全身像の横には大剣と盾(カイトシールド)が描かれている。
なお原作者の丸山くがねは、「16巻でアーマーを出そうと思っている」とインタビューで語っており、その言葉通り16巻の表紙及び作中にて、彼が着用しているものと同じ鎧を“絶死絶命”ことアンティリーネが装備している。
更に作中では「風神の鎧」と表記されている事から、彼が六大神の1人の『風の神』だと判明した。
作中の動向
上述の通り本編には出る事が叶わなかったため、これらの経緯はパンフレットの人物紹介で書かれている。
『始原の竜王』と戦う直前に、1体の戦略級攻城ゴーレムと共に劇中の300年前の時代に転移してしまう。
その後デストロイヤーの制作者と出会い、彼と共同でパンタグリュエルを作り出した。その際、持っていたアイテム『ごろにゃん大王』のエネルギーを、パンタグリュエルの左目に埋め込んでいる。
作者曰く、「『オーバーロード』の世界に転移した後は、ハーレムを作り子供もいた」との事。
余談
『オーバーロード』の書籍版1巻にて、《ユグドラシル》には創造したNPCを猫またはネコ科の動物で揃えていた、《ネコさま大王国》という名のギルドがあったと書かれており、名前からしてねこにゃんと関連があるのではないかと考察しているファンもいる。