ツモった麻雀牌の表面を脅威的な指先の握力で抉り取り、白にするイカサマ。
性質上、看破される可能性は皆無だが、相応の体力が必要という諸刃の剣。
昔の首脳級の勝負師はしばしば使っていた技であるようで、ブッシュ(子)は知らなかったがパパ・ブッシュは知っていた。回想シーンではパパ・ブッシュが大統領だったころの日本の首相・竹下ノボルも使っている。
なお、不発ながら蘇った北の将軍(メカ正日)も機械化された義手で使うことができる。
また、白を作り出したというわけではないがヒットラーもこの技を使うことができる。(この時は後述の劣化ウラン牌でこれを行い、摩擦によって起こした火でASIMOの服を燃やした。)
対策として劣化ウラン牌(轟盲牌を行おうとすると発火するほどの熱量が発生する)、白牌に文字を書いた牌を使う(対メカ正日の劇中では「白」と書いてある牌を使用していた)を使用するなどがある。
派生技
ゾーリンゲン轟盲牌
悪魔医師メンゲレが使用。親指で削り取るのではなく、表面をメスで切り取って白を作る。通常の轟盲牌と違ってバレバレのイカサマであるため、メンゲレは闘牌相手に神経毒を喰らわせて視力を奪った上で使った。
ゾーリンゲンとは刃物生産で有名なドイツの街。
神盲牌
「ゴッドもうぱい」と読む。ジュンイチローが使用。二索を轟盲牌して白を作った上で、削り取った竹二つを七索に埋め込むことで九索も作るという荒業。