概要
漫画『もののがたり』の登場人物で、世の付喪神の監視と封印を行う術師「塞眼(さえのめ)」の一人であり、その中でも『御三家』と呼ばれる名家の一つ『辻家』の出身で、家名の次期当主である。
唐傘の付喪神の集団『藁座廻』の出現に伴い、狙われているヒロインの長月ぼたんを護衛するため、同じく御三家の賽眼である八衢菫と共に主人公の岐兵馬に合流する形で長月家に居候することとなる。
人物
容姿は銀髪の長いツインテールで、細身でスラッとした体型。御三家の跡取りの中では一番歳下だが、身長は菫よりも高い。
17歳で現役の女子高生であり、護衛任務に付いた後は長月家に居候するに伴って京都の学校に転校している。
ふわふわした雰囲気のおっとりした性格で、それでいて椿とは違った掴み所の無さがあり、腹の中が読めないミステリアスな少女。
読書が趣味で、実家には5万冊も小説や絵本があるらしく、しかもそれらをほぼ読破しており、長月家にやってきた際は読み返している本だけ持ってきたが、それでも山のようにあった。
特に恋愛ものが好きらしく、少女漫画好きの鏡と意気投合するが、純愛志向の彼女と違いドロドロした爛れた関係のものが好きらしい。