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CV:大西沙織

概要編集

漫画『もののがたり』の登場人物であり、付喪神を監視・封印する術師「塞眼(さえのめ)」の一人。22歳。

組織の京都支部を取り仕切っている名家・門守家の出身で、現当主である門守大樹の末娘である。

主人公の岐兵馬と同様に唐傘の付喪神を追っている。


人物編集

兵馬が京都支部から活動許可を得るため訪れた待ち合わせ場所で初登場。

普段は明るく気さくに振る舞っているが、飄々としていて掴み所が無く腹の中の読めない性格をしている。

その本性は、強い相手との命懸けの戦いを至上の喜びとする生粋の戦闘狂であり、幼い頃から戦う相手を自身が楽しむための「おもちゃ」と称している。

強敵との戦いであればあるほど嬉しいようで、そうした相手との戦闘中は快楽と愉悦に浸り恍惚の表情を見せ(涎まで垂らしている)、境地に陥っても狂気じみた笑みを浮かべるほど。

唐傘の付喪神を追っているのも、兵馬のような私怨によるものではなく、修行時代に勝てなかった相手である彼の兄・隼人と姉・鼓吹を倒した「更に強い相手(おもちゃ)だから戦いたい」という願望からである。


しかし、塞眼として京都の街や人々を付喪神から守る義務感や責任感も無いわけでは無いようで、職務には真面目に取り組んでいる模様。

父や兄たちとは関係良好で大事にされており、社交的で同じ賽眼関係者の友人は多く、長月家の婚礼調度とも割りと友好的で、とは特に親しいようである。

兵馬のことをかなり気に入っており、デートに誘ったりなど積極的にアプローチしているが、彼が生真面目で少々天然な性格故によく肩透かしされている。

ぼたんに対しては若干恋のライバルのように見ている面もあるが、彼女の人柄の良さもあって親しい関係で、彼女が京都支部に保護された際は自身の女子会に引き入れようとしたりしている。


能力編集

門守家はじまって以来の天才塞眼であり、幼少時代から付喪神の発生率の高さ故に武闘派揃いで知られる京都賽眼の大人たちを全員を叩き伏せてしまうほどで、共に修行していた兵馬の兄・隼人や姉・鼓吹と共に『麒麟児』と称された凄腕の術師。

父の大樹と同様に呪符を使った符術の達人で、傀儡符や式神の形成を得意とする父に対し彼女は呪符で様々な武器を形作って操る形成符を極めており、主として使用している大鎌の他にも色々な武具を変幻自在に展開し接近戦を仕掛けていく。


関連タグ編集

もののがたり

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