概要
昆虫の体は頭・胸・腹に大別され、腹にあたる器官を性器とみなしている。そして昆虫の腹部については、一般的に蟲姦では男性器としているのに対し、逆蟲姦では女性器の役割を担っている。
つまり逆蟲姦とは、昆虫の腹部の先端を女性器と見立てて人間などの男性器を挿入する状態を指す。
また、「逆」という文字を使っているので精神的優位性の逆転が考えられるが、それはあまり関係なく、あくまで昆虫の腹部への挿入を表す言葉として使われる。
虫娘の女性器の位置付け
異種姦モノにおいて女性器の形は、人間の女性器を別種族に取り付けた形と、種族ごとの性器に近づけたリアル寄りの形に分けられる。しばしば、逆蟲姦ではリアル寄り(またはデフォルメ)で表現される。
また、これらの形の両方を持っている例も存在し、昆虫の腹の上部(腰あたり)に人間の女性器を、腹の先端にリアル寄りの昆虫性器を付けているものがある。
また、腹部の中は人間同様な子宮が表現される場合であったり、大量の卵が入っていたりする表現がなされる事もある。
そもそも、腹部の穴は性器以外にも表現者によっては肛門として用いられる場合もある。
ちなみに、昆虫の種類によっては腹部に大きな特徴を持った穴があり、その最たる例が蜘蛛である。蜘蛛の腹部には「糸つぼ」と呼ばれる糸を出す穴が存在する。