概要
今作における悪役。イケている人を「逆逮捕」し、イケナイヤーを作り出す存在。
「逆逆(さかさか)帝国」なる、人間界とは異なる場所にあり、本拠地と思われる警察署は重力も逆になっている。
メンバー
ギャンヌ署長
演 - 石田ニコル
逆逆警察の署長。一般的な婦警の姿。怠惰な性格ゆえに普段はあまり人間界には出向かないようだが、逆逆警察の二人のダンスにしれっと混ざったりする。
元はモデル志望であり、母に憧れてカッコいいモデルになることを目指していた。容姿も自分の弱さを隠すためのもの。セイラにより浄化された後は髪を下ろしてモデルデビュー、雑誌の表紙に抜擢されるまでになった。
マギャク巡査
演 - 黒石高大
パワー派の巡査。三つ編み髪と幼稚園児のような服装が特徴的(警察帽と児童用帽子を合わせたような帽子と、名札付きのスモックを着用している)。役者が格闘家も兼任しているので、筋骨隆々。
子供の頃はヒーローに憧れており、「警察」の言葉だけ聞いて正義のヒーローと勘違いし逆逆警察に入っていた。
浄化後は俳優に転職、「マッスグ巡査」として俳優デビューした。
アベコベ刑事
演 - ぺえ
頭脳派の刑事。灰色のトレンチコートを着た如何にもな刑事姿の女。イケている人を見つけると「〇〇罪!」(罪名は「激うまスイーツでみんなを喜ばせ過ぎ罪!」などそのまんま)と勝手に名付ける。
サマー署長
演:大島美幸
サマー署長は夏の間の期間限定で「逆逆警察」の署長となる。手錠のついたレイを使って、メガイケナイヤーの大量発生させイケナイパワーを集める事を目論んでいく。気温が30度以上の日でないとやる気が出ない。
サカサーマ
演:ダンディ坂野
逆逆警察たちの上司。人類サカサーマ計画なるものを目論んでいる。ファントミラージュによる人間界征服計画の妨害に業を煮やしている。見た目は前作のアイテム「あきらめストーン」を逆さにしたもの。部下には厳しい一方、娘のサライには甘い親バカ。
終盤、イケナイパワーにより人間の姿となって現れる。
元は坂野ダンという人間の男性。生来穏やかで真面目な性格だったが、幼少期に「いい子すぎる」と同年代に疎まれたことで、世の中の常識をさかさまにしようと思い至った。ファントミラージュの活躍によって浄化され、正体を現した後は和解し再出発。「坂野ボランティア事務所」を立ち上げサライと共に暮らしている。
次作でもサライの父親として紫原ダン名義で登場する。
イケナイヤー
所謂今週の怪人。
イケている人が逆逮捕によってギャークジュエルを植え付けられ変貌した姿。元がパティシエなら激辛スイーツを作り出すなど、本来とは真逆の行為で暴れ回る。媒体となった者の左手には銀の腕輪とギザギザのビックリマーク(鍵穴のマークが断裂したもの)が描かれた黒い手袋がはめられる。