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道化師(マイクラ脱獄)

どうけし

道化師とは、日常組による「マイクラ脱獄」「マイクラ盗賊」シリーズにおいてその存在が示唆される人物である。
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「マイクラ脱獄」「マイクラ盗賊」シリーズのほぼ全般にわたるネタバレを含みます!






マイクラ盗賊編集

クロノア「その姿は!?」

道化師「さようなら!」


かつてゴルゴン邸に雇われていた道化師。演ずるのはトラゾー


変装の達人であり、姿だけでなく声までをも変えることができるため、十変化のパフォーマンスで客を楽しませていた。宝の存在に気付き、地下金庫を無断で開けたことが館の主・ゴルゴンに知られ、解雇される。そこで道化師はゴルゴンを殺害、変装して成り替わることで宝を手中に収めた。なお遺体は仕事部屋のクローゼットに隠していた。


しかし、いかに変装の達人と言えど性格や体質まで成り済ますのは難しいようで、メイドへのセクハラが増えたこと、酒豪だった本物とは対照的に酒に弱いことなどから、周りの人間からは違和感をもたれていた。逆に言えばそれでも別人であると看破されないほど変装の質が高いことが窺える。


ともかくも道化師は領主ゴルゴンとして暮らしていたが、やがて宝を狙ったPKST団のぺいんとクロノアしにがみがゴルゴン邸に使用人として潜入し、日記などの手掛かりから現在の主人の正体が道化師であることを察知した。本物の領主の遺体を見付けたぺいんと曰く「俺達よりも悪い奴」。一方の道化師は、横柄ではあるものの主人としてごく普通に接していた。


いよいよ地下金庫が開くという日に、買い出しに行かせるという口実で3人を追い出し、警備隊長に変装して館に再潜入。同じく警備員に変装したクロノアの前に、遂に真の姿を現した。茶色のベストと紺色のズボン、黄色い靴という服装で、何より緑色の奇妙な覆面(スキンはクリーパーの頭)が印象的。


そのままクロノアを始末しようと迫るが、反撃を受けて怯む。なおも3人を追うが、追いつく直前で車に乗り込まれ、捕り逃がしてしまった。しかし3人が回収できたのは宝物を入れた3つの袋のうちの1つだけであった。道化師は敗北したものの、彼らに完全な勝利を許さなかったとも言える。


また、クロノアが本物の警備員ではないことに気付いていたという発言から、3人をあえて泳がせ、3人以上でしか開けられない金庫を開けさせて宝を横取りするつもりだった可能性がある。その場合、盗まれなかった2つの袋は道化師の手に渡った可能性が非常に高い。


マイクラ脱獄2編集

ぺいんと「待って…『奇妙な覆面』って何これ?」


マイクラ脱獄2においては全くその気配を見せなかった道化師だが、第19話においてぺいんとが「奇妙な覆面」を発見。それは道化師が着けていたものであった。また、同話の次回予告で「さようなら!」と述べたナレーターは道化師だと思われる。これにより、マイクラ盗賊だけでなくマイクラ脱獄にも彼の影がちらつき始めた。


ちなみにトラゾーは第19話に寄せられた「今までの次回予告も道化師が演じていたのではないか」という旨のコメントをTwitter(現X)にて取り上げ、「ギクッ!!!」と反応している


そして最終話の最後において、リアム看守が監視カメラの画角を通り過ぎた後、金髪の男が現れてカメラを銃撃、破壊した。マイクラ脱獄シリーズにおいて金髪の男と言えばゾペロニア地方の領主ゴルゴンが思い浮かぶが……?


マイクラ盗賊2編集

ラコロンドの別邸にある執事長の日記に道化師の名が現れる。記述から鑑みるに、使用人のビルを殺害して成り替わり、屋敷に侵入したらしい。その後、休暇を与えられる形で屋敷を去っており、何が目的だったのかは不明。


なお、義手と義足の試作品および資料が盗まれたという情報もあるが、これは埃まみれのメモ帳を残した盗賊による犯行である可能性もある。そしてややこしいことに、この盗賊と道化師が同一人物である可能性も一応残されている。


ちなみにビルは優秀な使用人だったのだが、仕事の精度まで模倣できなかった道化師は砂糖と塩を間違えるというミスをやらかしている。変装が得意な反面、おっちょこちょいなのかもしれない。


そして――


クロノア「まぁ、何とかね脱出は出来たんで!」

ぺいんと「『何とか』ってどうやって?」

クロノア「いや、自分もね、よく覚えてないんだよね」


ブルーローズを持って逃げる途中で捕まってしまったクロノア。牢屋にいるクロノアの前に道化師が現れた。結局脱出できたクロノアだが、その経緯を覚えていないという。果たして2人の関係性は一体……?


マイクラ脱獄3編集

「俺様からお慈悲を貰いたかったら、泥水を啜ってでもいいから、小汚く卑怯に生き延びろ!」


ぺいんと・クロノア・しにがみが収監された刑務所にゴルゴンの姿で登場。ゴルゴンは刑務所の管理者として絶対的な権限を有しているらしく、3人のうち最後まで生き残った1人だけを助けると宣言した(さらに10万Gも与えることがリアムにより判明)。その際、一人称と声色を変えて上記のセリフを言い放った。恐らく道化師本来の声であろう。


本物のゴルゴンが持っていたのか、成り変わってから手に入れたのかは不明だが、メデューサ号という飛行船を所有しており、刑務所もその中にある。ここに貴族などを停め、囚人によるショーを見せるという新たなビジネスモデルを立ち上げており、船内には客室や食堂、そして闘技場までもがある。3人も刑務作業で掃除を命じられることが多い。人件費は節約できるだろうが、周囲の人間は内心では賛成しかねていたようだ。


たまに食堂に現れて食事をするため、その度に配膳係が指定される。どうやら盗賊1でしにがみに生焼けの魚を提供されて以来、魚を食べるのが苦手になっているらしく、今回もしにがみが鮭を出したことに立腹していた。


道化師が開催する「レクリエーション」は専ら闘技場での殴り合いであり、3人のうち2人が選ばれて狭い空間で戦うことになる。基本的には勝者が日数の回復とVIPサービスの褒賞を受けられるが、敗者や観戦者の扱いについては道化師の気まぐれで変わる。


道化師の目的は3人を苦しめて殺すことであるらしく、彼らと何度も個別の取引を行った。その詳細な内容は割愛するが、「日数の回復」「願いを叶える」などを報酬としてちらつかせ、3人が互いを貶め合うように仕向けた。なお取引の際、かつてクロノアに殴られたことについて言及しており、自身の正体を隠すつもりは無い模様。


ぺいんとがある取引に応じなかったと知るやリアムに変装して彼を連れ出し、バッカニア刑務所にいたリアムの正体が自分であったことを明かした。さらにステイサムの病院に火事を引き起こし、彼の殺害を図っていた。


なお彼の手記曰く、バッカニア刑務所のみならずフォーグナー刑務所のことも把握していた模様。道化師はゴルゴン邸の一件以来、復讐のためにPKST団を追い続けていたのである。


その後もリアムやスティーブに成り替わり、しにがみの造反を察知したり、クロノアが裏切らないか見張ったりと、変装術を駆使して囚人を翻弄した。その変装を見分けることは非常に困難であり、3人はもとより視聴者をも混乱に陥れた。


一応、「ゴルゴン様」を「ゴルゴン」と言う、特徴的な咳払いをする、(スティーブであるのに)囚人に厳しいなどの言動から道化師の変装を疑うことができる。しかし変装の頻度が高く、しかも中の人が3人ものキャラクターを演じているため、ミスがある可能性も否めない(このことはしにがみも動画内で指摘している)。よって最終話を迎えても「誰が本物で誰が道化師だったのか」は完全には明らかにならなかった


やがてスティーブに変装した道化師に連れ出されたクロノアの行方が分からなくなる。彼の復讐の行方は……?


『日常ロック』にも登場。「例の道化師」「鏡の道化師」などと呼ばれており、なんとリアムの母親を殺害した犯人らしい。仮面は緑色のまま、左目が星型になり眼光が覗いている。白いシャツと赤いベスト、青いズボンに黄色い靴という服装で、動画からの大きな変更点として二又に分かれた白い帽子を被っているため道化師らしさが増している。


余談編集

  • トラゾーとは、服装に緑色が含まれる、顔を隠している、何より多数の人物を演じ分けるなどの要素が共通しており、彼の演技力を称える意味で「トラゾーさんは道化師」という旨のコメントがつくことも多い。
  • バッカニア刑務所にいたリアムが実は道化師であったことを鑑みると、「またお前ら…俺から逃げようっていうのか?」というセリフは、フォーグナー刑務所からの逃走ではなくゴルゴン邸からの逃走を指しているとも考えられる。また、パナカの名前を覚えられなかったのも、使用人の名前を覚えず髪の色で呼んでいたことと一致する。
  • 道化師の性格についてトラゾーが述べているが、かなり歪んだ性格をしていることが窺える。長いので引用は避けるが、詳しくはこちらを参照されたし。ただしこれは『日常ロック』の道化師についての記述である。

関連項目編集

日常組

マイクラ脱獄

領主ゴルゴン

リアム看守

ステイサム看守

スティーブ看守


道化師の結末編集

脱獄3終盤のネタバレ注意!











自分の周りを嗅ぎまわるリアムが煩わしくなったのか、ぺいんととしにがみに対し、リアムを殺せば3人全員を助けると持ちかけ、毒の瓶を渡していた。しかし2人がメデューサ号内部に奇妙な部屋を見付けると、スピーカーを通じて裏切ることは分かっていたと告げる。ここに道化師の最後のゲームが始まった。


2人が見付けた部屋はゴルゴン邸を再現したものであり、吸入すれば30分で死に至る煙が充満していた。第1ゲームは3人が盗んだ宝を元の場所に戻すもの。そのためにわざわざメデューサ号を改造しているあたり、復讐心の強さが窺える。


2人が宝を戻し終えると、ステージにて第2ゲームが始まった。客席に現れたのはなんとクロノア。道化師はブルーローズから作られたと思しい魂のランタンを持っており、それを用いてクロノアを洗脳していたのだ。また、ゴルゴンに成り替わってからも不都合なことは全てランタンによって回避していたようだ。


2人の手によりランタンが破壊され、クロノアが正気に戻ると同時にリアムも現れる。そこに至って道化師は第3ゲームを始めた……のだが誤って第2ゲームと言ってしまい、しにがみから「第3じゃね?」とツッコまれた。道化師は3人とリアムが殺し合うことを想定していたらしく、ある演目になぞらえてリアムを捕まえるためのスタンガンやロープ、檻までをも用意していた。しかし彼らはゲームに乗らず、リアムは3人を逃がすと決めた。


そこで道化師はリアムが話している隙を狙って銃殺し、真の姿を現した。


道化師はクロノアの体内に爆弾が入っていることを明かす。ゾペロニア展覧会で牢屋から出したときにブルーローズの力を使い、仕込んでいたのだ。どうやら道化師はかつて自分を殴ったクロノアを特に憎んでいたらしく、「お前だけは許せないと思ってたんだ!」と述べている。


クロノアの爆弾を取り除き、脱出用のエリトラを手に入れた3人の前に再び登場、いよいよ直接殺しにかかってくる。今までの記憶があふれ出したかのように「9番! 白髪! 紫髪!」と叫びながら3人を追う道化師だが、自らがリアムを殺すために渡した毒の瓶をしにがみに投げつけられ悶え苦しむ。


それでもなお執拗に3人を追うが、捕まえる寸前で逃げられてしまう。直後にメデューサ号は爆発・墜落。長らくPKST団を追っていた邪悪な道化師は復讐を果たせないままに死んだ


総評編集

マイクラ脱獄・盗賊シリーズのほとんどの出来事を引き起こした、まさに全ての元凶である。


嘘をつくこと、人を殺すことに躊躇う様子が全く見られず、死体を身近に置いても平気であることなどから、反社会的パーソナリティの持ち主(いわゆるサイコパス)であると思われる。さらに執着心が非常に強く、復讐のためにあらゆる策を講じていた。一方でPKST団の3人を苦しめようとするあまり2度にわたって逃げられてしまっている。


ちなみに、盗賊2の時点でクロノアに催眠をかけていたこと、その後クロノアが銀行強盗を提案していることから、彼らが強盗に失敗してフォーグナー刑務所に収監されたことすら道化師の計画の内だったのではないかという考察もある。真偽は不明だが、道化師の執着心の強さを考えればさもありなんといったところか。


また、登場人物のほとんどに何かしらの形で被害を与えている。PKST団を苦しめ続けたのはもちろんのこと、ゴルゴン、使用人ビル、スティーブ、リアムの少なくとも4人を殺害し、ステイサムも重症に追い込んだ他、ラコロンドの計画が失敗したことの間接的な原因でもある(詳しくはリンク先を参照)。


以上のことからある意味で名悪役であり、リアムに負けず劣らず視聴者の印象に強く残ったキャラクターである。

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