「は~い、おはようさ~ん」
(演/声:トラゾー)
概要
スティーブ看守とは、日常組が投稿している「マイクラ脱獄3」シリーズに登場するキャラクターであり、名前の通り刑務所の看守である。ゴルゴンが所有する飛行船メデューサ号内の刑務所に所属しており、ぺいんと・クロノア・しにがみの担当。
ステイサム看守の弟である。兄はジェイ・ステイサムであるため、弟の方の本名はスティーブ・ステイサムとなる。看守の制服を着ているが、リアム看守や兄と異なり帽子は被っていない。
兄とは対照的に看守としての仕事をこなすのは苦手なようで、自分でも「あんま現場向きじゃない」「事務系だから」と述べている。手錠や鍵を失くす、しょっちゅう警報を切り忘れる、自分が今いるのが何階か間違えるなどミスが多く、リアムに叱られることもよくあるらしい。本当は看守ではなくゾペロニア警備隊への所属を希望していたらしい。
手間も省けるだけ省くタイプで、移動の際は鍵付きのドアや金属検知器が少ないルートを通ることが多い。ドアも閉め忘れがち。この癖はぺいんとに察知され、結果的に囚人の行動を助けることになった。また、自分が任された掃除を囚人であるしにがみに任せたことも。
非常に気さくで優しく、可能な限り囚人の死刑までの日数を減らさないようにしている。囚人の悪行が判明しても厳しく叱りつけずに諭す。そしてリアムやゴルゴンに説教される、というようなことを繰り返している。
また、しにがみのことを女子だと勘違いしており、「レディ」を待たせたことを謝罪するなど紳士らしい言動を見せる。
以上のように看守としての適性があるとは言い難いが、彼なりに仕事をこなそうとはしている。また、人間よりも機械を相手にする方が性に合っているようで、なんとメデューサ号の機関長を務めている。
占いを信じるタイプであり、エンジンルームのセキュリティシステムのレバーについて、配置が数ヶ月換変わらないにもかかわらず、その日のラッキーカラーで決めてしまうほど。
ステイサムがいる病院で火災が発生し、兄の生死が分からなくなったという連絡が届いたときや、ぺいんとからステイサムが殺されたかもしれないと聞いたときも、あまり感情を露にしなかった。囚人に気を遣ったのかもしれない。
兄の殺害の件を聞いたあたりから、鍵のドアや金属検知器が多いルートを選ぶ、ドアをちゃんと閉める、ゴルゴンの取引について探りを入れてくる、囚人に対して厳しくなるなど、行動に変化が現れるが……。
『日常ロック』ではSteveのプレートの机に座る看守が登場。電話に向かって「兄貴」と呼びかけ、占いの結果を独り言ちるなど、スティーブであることが示唆されるが、兄弟ともども顔はまだ見えないままである。今後の活躍に期待しよう。
関連項目
スティーブ看守の結末
マイクラ脱獄3中盤~終盤のネタバレ注意!
第24話で仮眠室に血のようなものが映っていたことから無事が危ぶまれていたが、道化師の口より彼に殺害されたことが明かされた。第24話以降に現れたスティーブは全て道化師と思しいが、それ以前についてどのスティーブが本物であったかは今なお完全には明らかになっていない。
なお、ステイサムが火災により重症を負った件で、治療費を払う代わりに協力するようゴルゴンに持ちかけられていたが、スティーブは「自分でかき集めて治療してもらった方がいいに決まってる」としてこれを断っていた。
スティーブの死体は応接室の裏に隠されており、リアムによって発見された。しかしメデューサ号が爆発したためその死体もまた消えてしまったと思われる。また、脱出したPKST団が伝説の剣を換金した10万Gをステイサムの治療費に充てると決めたため、スティーブの願いは死後、叶えられたことになる。