概要
実在した人物。本業は紅花商人で本名,鈴木道祐。
芭蕉とは旧知の間がらであった尾花沢の俳人。いつもめがねをかけている。史実どおり芭蕉を句会に招いたが、急に肩から上だけ背が伸びたり翌日に仕切り直したら妙にデカい付け鼻を装着して自分がイタリア人であると言い出したりしたため予想通りまともな会とはならなかった。しかし最終的に付け鼻が尻に刺さったショックで「涼しさを わが宿にして ねまるなり」という名句を生み出した。
再登場
奥の細道の旅がまさかの2周目に突入したためGB7巻第161幕「奥の細道すごろく」にて芭蕉と曽良の二人と再び出会うこととなる。二人から二周目の尾花沢ではすごろくを使って泊めてもらう宿を探していること、そして自分の家をゴールに設定されていることを聞きどこか取り繕うような顔をした。というのも前回芭蕉達が3泊程した際にかなりはしゃがれたせいで障子を破られるは未だに血痕が残ってるはで俳人としては尊敬しているがまた泊めるのはしんどかったようである。
余談
句会に使われた嶋田屋の一室にはキスマーク付きの芭蕉のサイン色紙が飾られている。後に無印5巻第83幕「五月雨を集めて早し最上川」でも船頭とその妹に一枚ずつ無理矢理渡し、別れたのちに二枚とも最上川に流された。