概要
『宇宙戦艦ヤマト2199』制作されるに当たって、宮川彬良氏が作詞・作曲した新規の歌。宇宙を旅する船乗り達によって、長年愛唱されているという設定が付けられた歌であるが、担当した宮川氏によると、『士官学校の校歌をイメージした』とのことである。また、劇中では古代守らユキカゼの乗組員一同が歌っていることからも、一時は軍歌ではないか、との憶測も飛んでいたほどである。
劇中での使用
当曲は歌の入ったバージョン、歌無しのバージョンの2つが演奏されており、第1話ではユキカゼの特攻時に前半では歌入りが流れ、後半は歌無しの演奏のみで流れている。因みに歌詞入りで流れたのは第1話のみで、それ以降は歌詞の無いバージョンが使用されている。合唱しながら、ガミラス艦隊へ特攻するシーンは、第1話で印象深き名シーンとして視聴者の間で話題になった。
古代進がハーモニカで演奏する曲は銀河航路が殆どであるが、ハーモニカの音色によって、何処か懐かしい雰囲気が醸し出されているのも特徴である。赤道祭においては、明るい曲調で艦内BGMとして流れているのが確認できる。古代守自身も、銀河航路をハーモニカで吹いていた。
また、真田志郎による古代守との回想シーンでもこの歌詞無しの銀河航路が使用されている。こちらは第1話で使用されたように、生きて帰れないことを示唆するような、何処か物悲しいメロディー調に仕上げられている。特に、冥王星へ出撃する第1艦隊らの映像と共に流れていることから、視聴者の間では印象深いシーンの一つとして記憶されている。