概要
生徒の9割が強襲科(アサルト)だという、武偵というよりは軍人養成校の様なタカ派の学校、名古屋武偵女子高・通称「ナゴジョ」に通う、あかりの従姉妹。常に日焼けした肌の持ち主(8年前から変わらず)で、一人称が「ボク」のボーイッシュな少女。しっかり者に見えて、実際は考えなしの猪突猛進。
過去に暗殺・諜報ばかりをやらされていた間宮の分家『宵座』の長女で、あかりと同様に本家・分家を問わず一族の長子に伝授される「鷹捲」を使える(後に腹違いの姉、のぞみがいる事が判明している)。
夏休み明けから研修生として東京武偵高にやって来た。表面上はあかりとの再会を喜んでいたが、内心では「間宮の技を名古屋女子で公開して最強軍団を作り、間宮を武偵業界一の武術ブランドにする」という己の目的のために同性カリスマ「女人望」持ちのあかりを利用しようと目論んでいた。
強いにもかかわらず陰に隠れて生きている間宮一族の現状に強い不満を抱いており、前述の野望も一族の皆が光の中で生きていけるようにと彼女なりに考えた結果だった(影の中で生きるのを強いられてきた宵座に生まれたのも理由の1つ)。
ひかりの目論みに反対するあかりと熾烈な戦いを繰り広げた末、敗北。大人しく名古屋へと帰っていった。その後は第59弾で再登場し、桜の頼みでかなめを倒すのに協力した。
彼女もまたあかりに惹かれている1人で、間宮の技を広めるのにあかりを利用しようとしたのも「2人で新しい間宮を作りたい」という想いがあっての事でもあった。
武器は手甲。他にも喰らった相手に幼児退行を起こさせる鷹捲の上位技、「鷲抂(わしお)」が使える。