闇のイージス
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やみのいーじす
闇のイージスとは原作・七月鏡一、作画・藤原芳秀による漫画作品。
「週刊ヤングサンデー」から2000年~2006年まで連載。その後「暁のイージス」と改題して連載、掲載誌の休刊に伴ってYSスペシャルへ移籍後、VOL.1~5まで掲載された。
なお、「闇のイージス」劇中では7年の時間が経過しており、「暁のイージス」は更にその1年後の物語となっている。
ストーリーは、裏社会のボディーガード「護り屋」楯雁人が、数々の依頼に応じて依頼人を護衛する話と、護り屋となるきっかけとなった事件を引き起こしたテロリスト「蝶」と対決する話を軸に展開される。
タイトルの由来は雁人の二つ名でもある「イージスの盾」。
もともとは機動隊で爆弾解体のスペシャリストだった雁人だったが、「蝶」により拘束された息子に爆弾を仕掛けられ、解体に失敗して息子と右手を失っている。そのため炎がトラウマで炎を見ると幻肢痛に襲われる。
その後「蝶」に復讐するための力として筋電義手と中国拳法を得、銃弾をも叩き落とす事から「イージスの盾」と呼ばれるようになった。
ちなみに右手を失い筋電義手とした今でも右利きを自認する。
同じ作者による「ジーザス」の続編としての側面も持ち、ジーザスの所属部隊「砂漠の兎」を壊滅させ、背中に十字傷を刻んだのは「蝶」である。
また雁人やアナはたかしげ宙の「死がふたりを分かつまで」にもクロスオーバーとして登場している。
「死が~」は本作完結後の出来事のため、雁人は人間的にもだいぶ丸くなっている。
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