旧コンパイルのゲーム『魔導師ラルバ』で初出、以降『魔導物語』『ぷよぷよ』などでも登場した。
闇を司る魔導師を指す称号であり、悪役として描かれることが多い。
先代闇の魔導師であるルーンロードによれば、闇の魔導師とは美しい闇色の黒に咲く花の如き悪である。
実際この称号を継承する歴代の魔導師たちは、邪悪の限りを尽くす魔導師として代々世界を震撼させてきたとのこと。
その資格は闇の剣に主人として認められ、現代では失われた強大な闇魔法アレイアードを使いこなすことで得られるという。
その条件を満たしたシェゾ・ウィグィィがルーンロードによって次代の闇の魔導師に指名された。
もっとも、ルーンロード封印から200年を過ぎているからなのかもしれないが、「闇の魔導師」の称号に反感を表明する登場人物は少なくルーンロードの主張には疑問も残る。
例外としてはぷよぷよ!では、フェーリが見ただけでシェゾを闇の魔導師と見抜き、討伐を試みている。
ただし、ルーンロードが魔導学校の教科書にも掲載されている程に有名な200年前の悪の大魔導士なのは魔導物語ARSで言明されており、確かなようだ。
商業二次作品では、さらに追加の設定が試みられている。
角川魔導でのルーンロードの主張によれば、勇者によって倒されるべき悪としての宿命を背負い、繰り返し継承され誕生する存在である。
真魔導物語では、強い欲望を持った人間に次々と寄生してその存在を取り込みながら己の力を強めて行く思念体、それこそが闇の魔導師の正体とされた。
以下の人物が「闇の魔導師」として挙げられ、特にシェゾの称号としてよく知られる。