概要
魔導物語やぷよぷよに登場するキャラクターである闇の魔導師シェゾ・ウィグィィが愛用している剣である。
戦闘時には闇の剣を使用するが、必ずしも普段は装備していない。例えば『ぷよぷよSUN』によると闇の剣はそのまま瞬時に消滅・召喚できるように見える。ただしSUNの連鎖アニメでは剣の鞘が確認できる。
初出はシェゾが初登場したMSXディスクステーション収録の魔導物語 EPISODE Ⅱ CARBUNCLE……
ではなく、その製品化であるMSX2版魔導物語1-2-3内のエピソード2にて初めてシェゾが闇の剣を持つようになり、以降は彼に欠かせない武器となった。
なお、初登場のMSX2版ではシェゾが「やみのつるぎよ!」と叫んでいたのだが、後のPC-98版では漢字表記になり、以降の作品では「やみのけん」の読みが採用されることになった。
剣自身が意思を持ち、喋ることが出来る。魔導物語ARSで14歳シェゾと初対面した際は、
「クックック・・ようやく新しい使い手のおでましか・・」
「さぁ、貴様がオレを持つにふさわしいか見せてもらおう!」
等と横柄な口調であったが、シェゾを己の主と認めてからは、
「気に入った!今から貴様が我が主だ、こきつかってくれ!」といった口調になる。
小説版の角川魔導では「主よ、我は~と思う」といったより荘重で古風な物言いになり、
現在の二次創作の基準になっているようだ。
だが、セガぷよではまだ喋っていない。
シェゾがこの剣を手に入れた経緯を述べる。シェゾが学生時代の14歳の時、
男子校の修学旅行で廃都ラーナに行き、廃都ラーナの鏡の迷宮に迷い込んしまった時に闇の剣と出会っている。
シェゾが地面に刺さっていた闇の剣を抜くと、新しい主が現れたと勘違いした、闇の剣に勝負を仕掛けられて戦う。
シェゾはその戦いに勝利し、闇の剣に認められてその主となった。
闇の剣を手に入れた話は、魔導物語ARSのエピソードに描いてある。
作品によって、デザインが変わっている。初出のMSX版では普通のロングソードのデザインだが、
98版ではサーベルのようなデザインになり、その後もデザインは変化し続けている。
アーケード版ぷよぷよ通から、水晶のように透き通ったデザインとなり、
説明文に「クリスタルのつるぎ」と表現された。
しかし以後も透明なデザインにするかどうかはゲームによって異なる。
ぷよぷよ!!クエストの★4シェゾのキャラクター説明ではこの剣の説明が書いており、その説明は
「最強を目指す闇の魔導師。手に持っているのは「闇の剣」とよばれるシェゾの愛剣。とっても強い、いわくつきのアイテム。」である。