ゲーム概要
コンパイルから発売されたアドベンチャーゲーム。最初はMSX2用ソフトとして、1988年から1989年にかけ、DiscStationに3部にわたり連載される形でリリースされた。
後に1990年に、エピソードの追加、グラフィックやサウンドの強化がされた総集編が単体ソフトとして発売された。
近年では総集編がプロジェクトEGGで配信されている他、2015年8月19日発売の『ディスクステーションRe#01』にも収録された。
「光の剣」を操ることのできる唯一の戦士「サイバーキャット」と、2億4千万の配下を持つ闇の魔導師「ラルバ」の戦いを描く。
本作のキャラクターの一部は、後にコンパイルのRPGシリーズ『魔導物語』シリーズに客演している。特にPC-9801用ソフト『魔導物語ARS』には本作からの客演キャラクターが多い。また、『ぷよぷよ』シリーズにもたびたび登場しているモンスター「アウルベア」も、初出は本作である。
登場キャラクター
サイバーキャット (関連イラスト右)
ハーゲンダック (関連イラスト左)
サイバーキャットの同行者にして自称一番弟子のアヒル。
魔導師ラルバ
壮絶な力を持つ闇の魔導師。後に『魔導物語ARS』で、シェゾ編の最終盤に「ラルバ?」という名称のそっくりな姿をしたザコ敵が登場するが、『魔導大全』によると「姿形からいって本人に違いないと思われる」とのことである。
アウルベア
魔導師ラルバの配下。『ぷよぷよ』・『魔導物語』シリーズでもおなじみであるが、復刻版の一部バージョンでは大人の事情によるものなのか「アウルぐま」に名前が変更されている。