概要
かつてコンパイルが発売したゲームシリーズ。英字タイトルは「Geo Conflict」。
DiscStation(以下DS)やPC-98、Windows専用での販売だった。2024年8月現在はコンパイルステーションおよびプロジェクトEGGでダウンロードできる。
メインシリーズのジャンルは、公式媒体では「一見してRPGのようだが実はSLG」となっているが、装備やレベルアップの要素もあるのでSRPGという見方もできるかもしれない。
ゲームの流れとしては、まずは部隊を編成して装備やアイテムを整えて任務に送り出す。
部隊を任務でダンジョンや町に送り出した後は自動で行動し、プレイヤーは大まかな指示のみが出せるようになる。
部隊が帰還したら新たに入手したアイテムや更新された状況などを確認し、再度部隊編成を整えて次の任務に送り出すという流れを繰り返してゆく。
外伝的作品ではアクションゲームやアドベンチャーゲームもある。
ストーリーの舞台は「エステロミア王国」で、時代は初代・2が聖エバン暦1268年頃、3・4が1367年頃の物語となる。キャラクターも「初代・2」と「3・4」でほぼ共通のキャラクターが登場する。
ゲームシリーズ
- Geo Conflict ~争乱の大地~
1994年7月15日発売のDS3号に収録。対応機種はPC-98。
2015年8月19日発売の『DiscStation Re #01』にも移植された。こちらの対応機種はWindowsで、開発資料集も収録されている。
- Geo Conflict 2 The New DEMONBUSTERS
1995年4月7日発売のDS6号に収録。対応機種はPC-98。
- Geo Conflict 3 Hell's Gate Crusaders
1997年9月6日発売のDS16号に収録。これ以降はWindows用ゲームとなった。
- Mystic Arts
1998年7月6日発売のDS19号に収録。ジオコン3に登場したセイニーが主役のアクションゲーム。
- Geo Conflict Adventure -孤影の精霊-
1998年12月6日発売のDS21号に収録。同誌の定番シリーズ、あっぷるそーすに近い操作感覚のアドベンチャーゲーム。登場キャラクターはジオコン3と同一。
- Geo Conflict 4 -The Lost Holy-sword-
1999年12月6日発売のDS25号に収録。前編となり、後編『The End of Reincarnation』は次号に収録される。
- Geo Conflict 4 -The End of Reincarnation-
2000年3月6日発売のDS26号に収録。上記の『The Lost Holy-sword』の後編となる。
同年7月14日には後編と同一のタイトルで、前後編を統合したバージョンが単品のソフトとして発売された。
登場キャラクター
初代・2に登場のキャラクター
王国関係者
- スティメンズ エステロミア王国の国王。プレイヤーがゲームを進行する視点のキャラクター。
- コーモット エステロミア王国の執務大臣。
戦士
- クレイド
- バークレイ
- ガノックス
- 桂 鉄丸(初代のみ)
- フェリオ(初代のみ)
- ボルドー(初代のみ)
- ウマ
- メリ=メイ(初代のみ)
- アッシュ(2のみ)
僧侶
- スノーグ(初代のみ)
- レオナンデル
- フェニッカ
- ミリオン(初代のみ)
- 俄弄天道(がろうてんどう)(初代のみ)
- クロウ(2のみ)
魔法使い
- ゼノ(初代のみ)
- ラスター
- ベクター
- ホロウィー
- ストローメア
- ガラウ(初代のみ)
盗賊
- グリーダーズ(初代のみ)
- チョップ
- エレノーラ
- ヴァイス(初代のみ)
- 哥鞍(かぐら)
- シュガー(2のみ)
3・4に登場のキャラクター
王国関係者
- 傭兵団長 エステロミア傭兵団の団長。プレイヤーがゲームを進行する視点のキャラクター。
- マールハルト 傭兵団の補佐役。
戦士
- ジョシュア
- リオン(3のみ)
- ガレス
- アルシル
- ハヅキ
- セイニー
- リビウス(3のみ)
- バン(3のみ)
エルフ
- ゼフィール(3のみ)
- ティティス
僧侶
- バルドウィン
- シャロット
盗賊
- キャス
- アイギール
魔術師
- ジュラン
- ミロード
関連タグ
※表記ゆれ ジオ・コンフリクト GeoConflict ジオコン