概要
2023年7月14日公開のスタジオジブリ制作映画『君たちはどう生きるか』に登場する主要人物の1人(1匹)。CV:菅田将暉
本作の公開前は宣伝を一切行わないという異色の形式で進行された中で、メインビジュアルとして描かれた「アオサギのようなキャラクター」(俗称・君生きバード)として顔部分のみが公開された。本作の顔とも言える存在。
2023年8月18日には主要登場人物の情報が解禁された中で、名称通り「青サギ」の外見をしつつ「サギ男」と形容される胡散臭さそうな容貌をした半鳥人間の男性が一般公開された。
主人公・牧眞人とは、彼が疎開してきた屋敷にて、青サギの姿で対面する。
そして〝ある思惑〟から徐々に眞人へ近づいていき…。
お待ちしておりましたぞ
後悔しても知りませんぜ
なんて生意気なガキなんだ!
一人称は基本的に「オイラ」だが場面によって「私」「あっし」なども使用している。
容姿
一般的な青サギの姿に加え、首元の模様がない代わりに腹部には鋭利な下三角錐状の青い模様が7つくっきり生えているのが特徴。模様は上段が3つ、下段が4つの2段に分かれている。
時折、嘴の中から素顔の一部である白い歯とブヨブヨした鼻を露出して会話する悍ましい場面がある。
サギ男の姿では半鳥人間になり、嘴の如く大きな鼻と禿げ頭が特徴的な茶髪茶眼の小男になる。
耳は尖っており、翼は羽毛が生えた指が4本の人間の腕になるが、足は元の鳥脚のまま(ただし、普通のサギ状態では踵だった部位が膝となり前に曲がるようになるため、実は脚も骨格レベルで大きく変化している)。青サギ時の頭は首元へ頭巾やフードのように折り畳まれ、被り物を感じさせる質感に変化する。
本来茶色の眉毛が生えているが近距離のカット以外では眉の線と同化しており、スタチューでも眉毛が省略されている。
実のところメインビジュアルとは瞳の色(青目と茶目)や毛皮の色(白基調と青基調)と差異が大きいので描く際には注意が必要。