概要
母親が世界平和統一家庭連合(旧統一教会)の熱心な信者だった事で教団の教えに触れ、17歳のときに当時40歳であった教祖文鮮明の4人目の伴侶に選ばれた。
1990年頃までは文鮮明と行動を共にする事が多かったが、1991年に教団内に女性団体が結成されて以降は講演で世界各地を訪問するようになり、出入国管理法の規定で入国出来ない夫に代わり度々来日している。
夫の晩年には彼を自らの傀儡にするなど夫以上の力を持ってたとも言われている。
夫の死後に文鮮明の息子同士の骨肉の争いだけでなく、韓鶴子と文鮮明の息子たちとの骨肉の争いというべき泥沼状態の末に旧統一教会は分裂しながらも、一応はそれぞれかなりの勢力を維持している。そのそれぞれの勢力内でも泥沼の争いがあるみたいだが。
旧統一教会と繋がりはある勢力は即ち彼女の影響下にある勢力である、という見方もある。
また、マザームーンという敬称が存在し、日本の自民党の政治家の中にも「マザームーンにカーネーションを」などと恭しく感謝した者がいる。
余談
旧統一教会を信仰していた母親が教団に高額の献金を行った事によって人生を狂わされた宗教二世の男が命を狙っていたが、彼女を殺害しても教団内の結束を強める材料に利用されるだけで教団そのものに影響を与える事は出来ないという考えに至った事や、コロナ禍の影響で彼女が来日しなくなった事に剛を煮やした結果、男の暴力の矛先は教団と深い関係があるとみなされた政治家に向かうこととなった。