韓国発祥の新興宗教団体世界平和統一家庭連合(旧・統一教会)及び政治団体国際勝共連合の創設者である文鮮明が創刊に関わっていることで知られる新聞であり、いわゆる統一協会系のマス・メディアである。
1975年1月1日に統一協会の出資で誕生。長らく統一協会系の機関紙であったものの、1982年(昭和57年)10月に副島嘉和が編集長に就任すると非宗化、大衆路線の新聞へとシフトした。しかしこの副島の路線に反発した統一協会関係者は1983年 (昭和58年) 10月1日に統一協会の関係者を世界日報社に送り込み、副島を暴行監禁の後に編集長から無理やり解任させる。
それ以降は統一協会の機関紙路線に回帰し、今では教団のマス・メディアとして活動を続けている。
反同性婚、反LGBT運動、反フェミニズムの論調が目立ち、右派の活動家で同性婚に反対している日野智貴などの作文を載せている(後述参照)。
主な寄稿者
1.日本SRGM連盟代表の日野智貴(ひのともき)は、世界日報のオピニオンサイト「ビューポイント」に数回寄稿したことがあると自らのサイトにて記載している(日野智貴・ビューポイント)(日野智貴サイト)。
参考文献
副島嘉和、井上博明「これが「統一教会」の秘部だ 世界日報事件で"追放"された側の告発」『文藝春秋』第7号、1984年。
滝本太郎弁護士が統一教会系メディアのライターと共同記者会見(やや日刊カルト新聞 2021年12月1日水曜日)