概要
通常、ドッジボールで相手チームが投げたボールに体が接触してしまうとアウトになり外野へ回らなければならないが、顔面または頭部に接触した場合は危険なプレイとみなされ、セーフとなる。(足元がよく狙われるのは、受け止められてしまう心配が少ないためだけではなく、投げ損ねても頭部に当たりにくいためというのも一因である。)
一見公正なルールかと思われるが、顔面に容赦ない剛速球の硬球が激突した本人からすればアウトやセーフどころの話ではない。むしろアウトだ。
また、このルールを逆利用して敢えて頭で受けに行き攻撃の無効化を図るお調子者(さすがに顔面で迎え入れる勇者は滅多にいないが)が各チームに一人はいるのもお約束である。そのため、主に先生の裁定により『明らかに自分から頭に当てに行ったので今のはアウト』と無慈悲な判定が下される場合もある。
球技以外では艦隊これくしょんにおいて、自軍艦娘が中破までなら(不具合の類とされることもあるが連合艦隊の第二艦隊旗艦に至っては大破でも)同戦闘中にどんなに強力な一撃を受けようともどんなに集中砲火を食らおうとも轟沈は免れるため、『轟沈しないんだろ?』とばかりに服が破れまくったり第二艦隊の先頭で黒煙を噴いたりしている艦娘を引き連れて進撃する様を指して『顔面セーフ』と呼称する場合がある。
関連イラスト
不思議とドッジボール以外の絵の方が多い。