青空市立青空小学校6年1組、9月1日生まれの12歳。3人家族の長女(一人娘)。
さなえと共におてプリ初の小学生プリキュアである「キュアルオーラ」に変身する。
モチーフは「北風」「風見鶏」。金髪ロングヘアと緑のカチューシャがチャームポイント。
同じく今作の主役である晴海さなえとは、
同じ学校、同じクラスの同級生であり、同じ班のため、
毎日向かい合って給食を食べている仲という状態が、かなり不満。
年上に観られる発育の良さとカチューシャが似合う金髪のロングヘアが自慢。
いわゆる「お嬢様言葉」を使い、見栄っ張りでタカビーで負けず嫌いだが、
両親に対しては、強気な面とは違う家族思いの心優しい面を見せる(※理由は後述)。
苦労や努力とは無縁と見せかけて、誰も見ていないところで汗水流す努力家。
幼少時代までは、不自由のない裕福な環境で育った"元"お嬢様。
父親の経営していた会社が破綻してしまい、大半の資産を無くしてしまうが、
残った小さな事務所跡を改装して始めた弁当屋「はなまる亭」で働く両親の姿を観て、
自分もそんな両親の役に立ちたいと自ら弁当屋の売り場に立ち、店を手伝う。
さなえの蕎麦屋(おてプリ本編に登場する店舗と同様)と比べて小さな弁当屋だが、
彼女にとっては自慢の弁当屋。でも、繁盛している蕎麦屋を観るのは少々面白くない。
(※さなえの蕎麦屋と彼女の弁当屋では、客も収入も何倍もの差がある)
そんな姿を、デコリボン(さなえ)はもちろん、クラスメートの誰も知らず、
本人もその姿を「絶対に知られたくない!!」という一点で、
両親がプレゼントしてくれた私服を着て、学校ではお嬢様の"フリ"をしている。
一方、お気に入りの大切な私服を汚したくないのと、忙しい両親の家事の手間を省くため、
部屋着やパジャマ替わりに、学校指定の体操着で過ごすこともある。
(訪ねてきた人にうっかり見られてしまい、恥ずかしい思いをしたこともあったらしい)
自身のプライドから、周りに見せている私生活を誤魔化し続けている自分の姿と、
さなえはもちろんクラスメートたちが学校で見せるごく自然の姿とを比べて、
羨ましい(自分は誤魔化しているものを全て捨てられない)と思っているところがある。
本当は、素直に本心を語れる親友が欲しいのかもしれない。
いわずもがな、お天気プリキュアであるコンビのデコリボン(さなえ)とは、仲が悪い。
だが、毎日通う学校での一番の喋り相手は、そのデコリボン(さなえ)なのである。
(※彼女の感情に応じて「さなえさん」と「デコリボン」の呼称を使い分けているそうな)
ニックネームは「きみちゃん」、「しろみ子」(さなえ・談)