概要
架空の作品に登場する「空を飛ぶ、飛行船か船のような形をした乗り物」。
現実の「飛行船」が元ネタと思われるが、構造は必ずしも同じではなく、ファンタジー・スチームパンク・SF的な仕組みで動いている事が多い。概ね、ツェッペリン飛行船型や「船舶型(帆船型が多い)」が主流。動力機構は作品の数だけあるといっていいだろう。
汎用性の高い名称であることから、多くの作品で空を飛んでいる。
『FINAL FANTASY』シリーズでは「飛空艇」と呼ぶ事が多いが、初期の作品では「飛空船」と呼んでいた。
『ダンジョンズ&ドラゴンズ』の背景世界の一つ「エベロン」に登場するエレメンタル飛空艇(エレメンタル動力を用いた帆船型の飛空艇)も、飛空船の一種である。
『ソード・ワールド2.0』にも飛空船(魔航船)があり、飛行船と船の中間的な形状のものが多い。