ピクシブ百科事典は2024年5月28日付でプライバシーポリシーを改定しました。改訂履歴

食灵

0

しょくれい

ソーシャルゲーム『陰陽師本格幻想RPG』の登場キャラクター「食霊」の中国語表記。CV:千葉翔也

夜の帳が降りると、巷に行き交う人影はまばらになる。

屋台に食器を片付け、星空を見上げて、のれんを下ろした。

椅子を片付けようとした時、突然誰かに手をつかまれた。

「大将、そばを一杯、酒もよろしく頼む」

「はいよ!」

きちんとした身なりをしているから、彼は裕福な生活を送っている商人なんだろう。酒が進むと、いろんな話を聞かせてくれた。

若い頃に妻を亡くし、息子が晩飯を作ってくれるそうだが、その料理はものすごく不味いのだという。

食事のおいしさは食材の価値に左右される、と彼の息子は考えているらしい。でも年を重ねて味覚が鈍くなった商人にとって、新鮮な海の幸や山の幸で作った料理でも、道端の屋台の料理でも、味に大差を感じないのだという。だったら俺の料理の方が安くて手ごろだろう。

「ところで、奥様は、どんな人だったんですか?」

商人は記憶を辿るかのように遠い夜空の向こうを見やった。商人は妻と知り合ってまもなく生涯の契を結んだ。子どもが生まれ幸せな生活が続くと思っていた矢先、彼女はこの世を去ってしまったそうだ。

彼女が作ってくれたそばの味は、商人にとって永遠に忘れられないものになったという。

商人の言葉は光となって出汁に溶け込んでいった。そばを商人に出すと、湯気と香りが彼を包んだ。まるで彼を儚い夢へと誘うかのように。

「実は、俺も味覚が少し鈍いんだ、この料理の味、教えてくれないか?」

(伝記一より)

概要

CV:千葉翔也

中華人民共和国のソーシャルゲーム『陰陽師本格幻想RPG』の登場キャラクター「食霊」の中国語表記。

有名な料理人の一族に生まれた高橋羽は、天才の名に恥じない料理人だ。

しかし荷の重すぎる期待や責任を背負い続けたせいで、彼は料理人としての道を失った。

しかも古代魚を口に入れた代償として、味覚まで失ってしまった。

飯笥に助けられ、彼は料理人としての初心を思い出し、食の神の力と一つになり、食霊として生まれ変わった。

その後、彼らは屋台を出し町の隅々を駆け巡り、全ての客人に幸せな料理を届けている。

(陰陽師「式神図鑑」より)

プロフィール

身長170㎝
本名高橋羽
武器調理器具
全ての人を幸せにする料理を作る
趣味花の栽培、服を編む、大掃除
特技片手で卵を割る、目隠し状態で魚の骨を取り除く、音で焼き具合を判断することなど
好きなもの誰も知らない古風な器具、古い瓶と缶
嫌いなものちゃんと洗っていない料理器具
好きな人褒めてくれる客、料理を残さず食べてくれる客、割引してくれる八百屋
嫌いな人父親の友人
好きな食べ物すぐにお腹が満たされる食べ物
嫌いな食べ物ほとんどない
弱点ネズミ、ゴキブリ

関連人物

飯笥:相棒

ばら:友人

素魚:成長仲間

八百八狸:ある種の因縁

経歴

「食の神」飯笥の神力の大半の吸収したことで、奇跡と幸福を作り出す力を手に入れる。

自分のことを「高橋羽」という普通の料理人を自称しているが、陰陽師や式神からは「食霊」と呼ばれている。

備考

誤って古代魚を食べてしまい、中毒になったことで味覚を失った。

飯笥の力で知覚は回復したが、味覚は依然としてあまり調子よくない。

公式動画

コメント

コメントはまだありません

pixivに投稿されたイラスト

すべて見る

このタグがついたpixivの作品閲覧データ

食灵
0
編集履歴
食灵
0
編集履歴