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解説編集

演:里見浩太朗


第512話「高倉主任誕生」から第646話「嘆きの天使」までの間、イレギュラーで出演。


警視庁捜査一課特別機動捜査隊高倉班主任(警部補)。

西ドイツでの研修を終えて特捜隊に配属されたエリート。

研修での経験に基づいた理論による捜査を展開。

彼が出演する話は女性メインが多い。

出演後期になるとエリート刑事の要素は消え、刑事ドラマの普通の主人公的なポジションに甘んじることになる。


当時の番組は三船主任率いる三船班を中心としており、高倉班はその対抗馬な形での登場だった。


初登場時の高倉班の顔ぶれは関根部長刑事(伊沢一郎)、笠原刑事(伊達正三郎)、森田刑事(北原隆)、岩井田刑事(滝川潤)、松山刑事(松原光二)。

最終出演時は松木部長刑事(早川雄三)、笠原刑事、鷲見刑事(柴田昌宏)、片桐刑事(笠達也)、日高刑事(日高吾郎)だった。


なお高倉班は735話の時点ではまだ存続中であることが語られている。




余談編集

映画界のデビュー以降、東映京都の若手時代劇スターとして第一線で活躍していた里見だが、昭和40年代に入るとテレビ時代劇の4番手、5番手ポジションのレギュラーやメインのゲストでの出演が目立ち、映画では日活のメロドラマや任侠もの作品への出演が顕著になっていた。

そんな中でテレビの刑事ドラマに起用された里見の役が、この高倉主任である。

刑事よりも事件に関わった者が主軸として描かれる作劇の「特別機動捜査隊」において、里見の主任役起用は異色だった。

このキャスティングは後々に頻繁化する時代劇スターの刑事ドラマ進出の口火を切ることになる。

水戸黄門」の佐々木助三郎役と掛け持ちで演じてきた高倉主任だが、「大江戸捜査網」の主演に抜擢されたことを受け、1974年春に「特別機動捜査隊」を降板。

以降の彼はテレビ時代劇の主役スターとして活躍していく事になる。

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