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高千穂級戦艦

たかちほきゅうせんかん

高千穂級戦艦とは、大日本帝国海軍が北極探検用に建造した新戦艦である。

性能編集

艦種戦艦
艦名
所属大日本帝国海軍
前級長門級戦艦
次級大和級戦艦
(基準?)排水量36,000トン
全長200メートル
全幅30メートル
喫水10メートル
機関艦本式ディーゼル組•軸数不明
最大出力20,0000HP
最大速力33ノット
航続距離不明/3,000海里
武装16インチ4連装砲(口径不明)3基、6インチ4連装砲(口径不明)4基、13センチ連装高角砲(口径不明)、呉式電気砲(小高角砲、口径不明)8基、機関砲(口径不明)8基、水中式単装発射管(口径不明)2基、機雷80個
航空兵装九五式カタパルト4基、九X式水上爆撃機16機
乗員不明
装甲舷側最大装甲厚40センチ(本田鉄鋼B号)、甲板最大装甲厚20センチ(本田鉄鋼B号)

概要編集

平田晋作の海洋軍事国家主義小説新戦艦高千穂に登場する架空の戦艦。モデルは金剛代艦型戦艦ダンケルク級戦艦

大日本帝国海軍が北極探検用の建造した戦艦で、電気砕氷装置を備えている。艦首は長門級のクリッパー型艦首と、ガングート級戦艦の砕氷艦首を足してニで割ったような形状をしている。そこに最新鋭の電気砕氷装置が設置され、高速で流氷を破壊できる。煙突後部に格納庫があり、ここに水上機を格納している。

急いで竣工させるも日本の探検船「北斗丸」の出航に間に合わず、後から遅れて出撃した。北極×××地点の入江に停泊した際、A国(アメリカ合衆国)海軍マッデン艦隊の「潜水艦黒鯨」から雷撃を受け被雷するも、戦闘航行に支障はなかった。この時隣にいた「北斗丸」は沈没してしまう。

その後、航空攻撃によって降伏した「黒鯨」を捕獲し、主人公の父である小川明少佐を艦長に任命して、A国マッデン艦隊の迎撃に出撃させた。

少しも時期を開けて高千穂も自らマッデン艦隊迎撃に出撃する。しかし、航行途中にB国(ソヴィエト社会主義共和国連邦)海軍北洋艦隊の攻撃を受けてしまう。最初は逃げ回っているだけの高千穂だったが、しばらくすると反撃を開始し、あっという間に戦艦マラー•ダントン•ナチョナーレを撃沈した。この戦闘で高千穂の損害は皆無だった。

その後、高千穂はマッデン艦隊と接触し、大海戦が始まる。マッデン艦隊は既に戦艦「アマゾン」、水上機母艦「イーグル」、砕氷艦「パイロット」が捕獲した黒鯨によって撃沈されており、不利な形で高千穂との決戦に挑んだ。

高千穂は最初に水上爆撃機によって急降下爆撃を敢行し、「ライオン」を損傷させた。その後、砲撃戦が始まる。高千穂は数発の敵弾を被弾するも、その装甲でみごと弾き返し、逆に戦艦「アンデス」を撃沈、戦艦「ライオン」を大破させた。追い詰められた「ライオン」は白旗を掲げるも、戦闘で発生した火災が弾薬庫を誘爆させて轟沈する。

海戦終了後、高千穂に日本の第○艦隊旗艦「信濃」から南太平洋で遂に日A戦争が勃発したとの無電が届けられた。これに応じて高千穂は北極探検を中止。急いで南下し、連合艦隊旗艦として太平洋海戦に参加した。

日本がA国に勝利した後、北極探検を終えた「黒鯨」をカムチャッカで出迎え、「黒鯨」と共に祖国日本へと帰還した。

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