性能
艦種 | 戦艦 |
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艦名 | 動物名、地名 |
所属 | A国海軍マッデン艦隊 |
前級 | 不明 |
次級 | 不明 |
(基準?)排水量 | 33,000トン |
全長 | 不明 |
全幅 | 不明 |
吃水 | 不明 |
機関 | 不明 |
最大出力 | 不明 |
最大速力 | 23ノット |
航続距離 | 不明 |
武装 | 16インチ(口径不明)連装砲4基、6インチ単装砲16基、5インチ連装高角砲4基 |
航空兵装 | カタパルト3基、水上機8機 |
乗員 | 不明 |
概要
平田晋作の海洋軍事国家主義小説新戦艦高千穂に登場する架空の戦艦。モデルはコロラド級戦艦と思われる。
北極秘密境発見と大日本帝国海軍排除の任務を帯びて出撃した、A国海軍の艦隊を構成する戦艦群で、旗艦はライオン、提督はマッデン中将である。
出撃後カムチャッカのとある入江に停泊し、日本の探検船「北斗丸」、B国(ソヴィエト社会主義共和国連邦)の砲艦「イワン」らと遭遇している。この際、両国の代表者を宴会の席へと呼び、豪華な食事でもてないした。その後、同艦隊の「潜水艦黒鯨」に北極へ行く「北斗丸」の後をつけさせた。
日本が「黒鯨」を捕獲し、B国の北洋艦隊を撃滅させたため、遂に日本の新戦艦「高千穂」との決戦に挑んだ。しかしマッデン艦隊は航行途中に、捕獲された潜水艦「黒鯨」の攻撃を受け、戦艦アマゾン、水上機母艦「イーグル」、砕氷艦「パイロット」を喪うことになる。そのため不利な状況で「高千穂」と決戦することになる。だが、「高千穂」を捕捉するも、同艦から発艦した水上爆撃機の急降下爆撃を受けライオンが損傷。砲戦中「高千穂」へ命中弾を出したが、すぐにアンデスが撃沈される。ライオンも主砲塔2基を破壊され、艦橋内では提督のマッデンと艦長のドーズ大佐とで降伏するかどうかを議論していた。ドーズは最後まで降伏を拒否し、最後は拳銃で自決した。そうしてライオンのマストには降伏を意味する白旗が掲げられた。しかし、マッデンの努力も空しく、火災が弾薬庫にまわって轟沈した。