概要
古代中国の地理書『山海経』の「北山経」に記述されている、北に二百里ほど離れている場所にある、山上には縞模様が美しい美石が、北面からは鉱石や玉石が採れるという馬成山に棲むという鳥。
姿形は鴉(カラス)そっくりであるが、頭が白い青い鳥で脚は黄色い。
書物によっては屈居とも表記され、中国語ではジュエジュゥと発音する。
この鳥を捕らえて肉を食べると飢えを感じなくなり、穀物を食べなくてもよくなるという。
また物忘れの予防にも効果があるともいわれる。
なおこの山には、天馬という名の犬のような獣も棲む。