家が近所で、小学生のころからの幼馴染。
泉田は『雪成(ユキ)』、黒田は『塔一郎』と互いに名前で呼ぶ。
黒田が自転車を始めたきっかけは、泉田から小学生時代に誘われたからであり、黒田が箱根学園に進学を決めたのも泉田が誘ったからで、それまでは互いに苗字呼びだった。
福富世代の引退後は共に箱根学園のキャプテン・副キャプテンを務める。
泉田はスプリンター、黒田はクライマーと、脚質こそ違うものの、部員たちにも「仲が良い」と言われるほどである。
黒田は、出会った頃は泉田のことを嫌っていたと語っている。どんくさくて要領が悪く、そのくせ委員長気質で注意ばかりする泉田のことを嫌い「かなわないくせに。」と思っていた。
しかし高校二年時インターハイの出場トーナメントにて、黒田は真波山岳に敗れインターハイの選手として選ばれなかった。その一方で、泉田はたゆまぬ努力の末予選を勝ち抜き見事ゼッケン五番を手にする。
今では、そんなこつこつ真面目な泉田の性格を黒田は「リスペクトしている」と語っている。
主将副主将になってからの泉田と黒田はハイタッチをする描写が多い。二人の息の合い様から、長年の付き合いはもちろん同じ目標を目指し支え合う絆が垣間見える。
また、泉田は時折、黒田のことを「アブユキ」と呼ぶことがある(昂っている時は、「アッブユキ」「ブキィィィィ」などもある)