BAKUOOON・ミッツァイル

ばくおーんみっつぁいる

TCG『デュエル・マスターズ』のクリーチャーの一種。

効果

レアリティ	SR
コスト	火文明（9）
カードタイプ	クリーチャー
種族	ビートジョッキー/ワンダフォース
パワー	9000
能力	このクリーチャーを召喚する時、自分のクリーチャーを好きな数破壊してもよい。こうして破壊したクリーチャー1体につき、このクリーチャーの召喚コストを2少なくする。ただし、コストは0以下にならない。
	Wブレイカー
	このクリーチャーが出た時、このクリーチャーを召喚する時に破壊されたクリーチャー1体につき、GR召喚する。
	自分のクリーチャーすべてに「スピードアタッカー」を与える。

概要

DMRP-09で登場したビートジョッキー/ワンダフォースのクリーチャー。

ワンダフォースのGR召喚の基点と、ビートジョッキーの自壊速攻戦術を組み合わせた強力なカード。

そして、かの無双竜機ボルバルザークとタメを張るレベルの壊れカードとされ、殿堂入り送りとなったカードである。

核戦争の到来

さて、まずはこのクリーチャーを語る上で欠かせないGRクリーチャーについて軽く説明する必要がある。

GRクリーチャーはマリゴルドIIIや、ヨミジ丁-二式を始めとした強力なクリーチャーが多くを占めており、展開できればできるほど相手を追い詰められるというアドバンテージを持っていた。

そして、そんなGRクリーチャーの召喚役に選ばれたのが、このミッツァイルである。

バトル場のクリーチャーを自壊させる代わりにコストを踏み倒して召喚できる簡単な踏み倒し効果に加え、この時自壊させたクリーチャーの数GR召喚で強力なGRクリーチャーを呼び出せるという単純に強い効果を持つ。

それに加え自分のクリーチャー全員にスピードアタッカーを与えるというこれまた強力な効果の対象は、当然GRクリーチャーも対象に含まれ、うまくいけば1ターンキルも決めてしまうことも多かった。

総じて、ミッツァイルはビートジョッキーデッキに限らず、GRクリーチャーをメインとするあらゆるデッキに投入され、どんなデッキにいてもおかしくない…というか、GR主流の当時の環境なら殆どのデッキに間違いなく入っているカードとして畏怖の象徴となった。

そして、そのミサイルのような風貌のミッツァイルが飛び交う当時の環境はこう呼ばれた…

核戦争と…

殿堂入り。そして…

当然、こんな無法状態を運営が見逃す訳がなく、2020年1月1日に殿堂入りした。

しかし、これで終わるほどコイツは生易しくなく、新たな相棒を引き連れ、環境を焦土に変えるようになった…。

関連タグ

殿堂入り(デュエル・マスターズ)

ビートジョッキー ワンダフォース