ChloéBourgeois
くろえぶるじょあ
CV:櫻庭有紗
マリネットたちの同級生で、21区の区長の娘のお嬢様。金髪をポニーテールにし、アイシャドーを塗っている。
アドリアン(古くから付き合いがあり、昔はアドリアンの唯一の友達だった)が好きでつきまとっており、マリネットに意地悪を趣味のようにしている。イケメンの有名人と相思相愛(思い込み)の自分に陶酔している面が強く、一国の王子がホテルを訪問した際は彼に積極的にアプローチをかけた。
クラスメイトのサブリナのことは舎弟のように扱っている。
自意識過剰で、その意地悪さはホーク・モスに「パリで一番の意地悪娘」「お前の性格の悪さには期待している」と揶揄されるほど。実際、アクマタイズの原因の大半になってしまっている(現にクラスメイトはイバンとニノとマックスの3人を除く全員が彼女による被害者としてアクマタイズされるという凄まじい実績を誇る)。
クラスメイトを積極的に煽る一方で煽り耐性は皆無と、良くも悪くも単純だが、根は周りのためになれない自分の存在意義について悩んでいる。
その分、自分をいつも救ってくれるレディバグの大ファン。レディバグからの助言は優しく笑いながら素直に受け入れたり、嘘つき呼ばわりされた時は大泣きするなど彼女への思い入れはかなり強い。
反対にシャノワールへの態度はかなりドライであり、変身前後で相手への態度が真逆になっている。
なお、ヴィランに襲われても服や髪を最優先に気にするなどアルヤ同様色んな意味で逞しい。
好きな物は寿司、ミスター・カドリー。
後にレディバグの助言を貰い、クイーンビーへと覚醒を果たした。詳細は後述。
覚醒後は自身や学校内がアクマタイズの危機に瀕しても、自分がヒーローであることの自負を貫き、アクマを寄せ付けない強い信念を持つ。
ミスター・カドリーとは、昔から持っていたクマのぬいぐるみ。
どんなに怒っていても、彼(を使って腹話術をしている執事)の前では途端に甘え出し、彼の言う事にはいやいやながらも素直に従う。
ただし、さすがにクラスメイトの前で執事にその存在を暴露された時にはぶちギレした。
レディバグが紛失した蜂のミラキュラスを偶然入手した際、勝手にクイーンビーへと変身した。
ただし、その時パリの街は事件が何も起こっていなかったため、自分で列車を使った事件を起こしたところをレディバグに助けられた後、激しく叱責される。
その後、家に帰って落ち込んでいたところを狙われ、クイーンワスプとしてアクマタイズされた。
父親がアクマタイズされた際、逃げた先で待っていたレディバグに対し、本音を打ち明ける。
「自分にはいいところなんて無いし、友達もいないから存在価値が無いのは知っている。(レディバグのように)誰かに必要とされる人間に変わりたい」
その信念を信じたレディバグは、再度ミラキュラスを渡した。
そして、今度こそ正真正銘のヒーロー、「クイーンビー」へと覚醒した。