「行け、私のかわいい下僕よ。アクマタイズの時間だ!」
概要
声:藤井隼 (日本語吹き替え)
ある目的のために二人のミラキュラスを手に入れるために邪悪な力を植えつけた蝶・アクマを不満や嫉妬などのマイナスの感情を抱く人間に取り憑かせ、スーパーヴィランにアクマタイズさせて操っている。
蝶のミラキュラスであるロケットブローチを所持しており、パートナーのクワミであるヌールーは彼を「ご主人様」と呼んでいる。彼の悪事には否定的でいつも諫言しているが、彼は全く聞かず奴隷の如く扱っている。
計画が失敗するたびに
「そんなぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!」
と叫ぶのがお約束。
能力
「ヌールー、ダークウィング・ライズ!(Nooroo, Dark Wing Rise!)」で変身し、「ダークウィング・フォール(Dark Wing Fall.)」で変身解除する。
- アクマタイズ (Akumatized)
白い蝶に邪悪な力を植え付け黒い蝶(アクマ)に変え、マイナスな感情を抱く人間の持ち物の持ち物にアクマを憑依させる能力。憑依された人間は名前と姿が変わりスーパーヴィランとなってしまう。
- アクマ (Akuma)
元はアグレスト邸の地下で飼育されている白い蝶だが、ホーク・モスの邪悪な力で黒い蝶にされた状態。
白い蝶が蝶のミラキュラスの能力なのかは不明。
別フォーム
ユニファイ
2つ以上のミラキュラスを用いて変身する能力。
一度にユニファイした数が多いほど使用者への負担が大きくなるデメリットがある。
- シャドー・モス (Shadow Moth)
初登場はシーズン4第79話。
蝶+ピーコックのミラキュラスで変身した姿。
- モナーク (Monarch)
初登場はシーズン4第104話。
ミラクルボックスの中のミラキュラスを全て(狐・亀・蜂・鼠・牛・虎・兎・竜・蛇・馬・山羊・猿・鶏・犬・豚)入手したホーク・モスが、自身の蝶のミラキュラスとユニファイした姿。
- モナーク (ver.2)
シーズン5第107話で初登場したモナークの新たな姿。
外見はホーク・モスに近いが全体的に配色が暗い。
ミラクルボックスから奪った上記のミラキュラスを指輪に改造し、両手の指にはめている。これまでと変わらず自身もミラキュラスの能力全てを使えるだけでなく、スーパーヴィランとなった人間が持つアライアンスを経由し、ミラキュラスの力を与え扱えるようにしている。
- ベターフライ (Betterfly / 仏:Hesperia)
ミラキュラス・ワールド3作目『パリ シェイディバグ&クロウノワール』で登場。
パラレルワールドのガブリエルが蝶のミラキュラスで変身したスーパーヒーロー。
「ライトウィング・フォール(Light Wing Fall.)」で変身解除する。
カミコという白い蝶を使い、協力の同意を得た相手をスーパーヒーローへ変身させる力を持つ。日本語版で名称は出ていないが、海外ファンからは「kamikotized」と呼ばれている。
明るく落ち着いた紳士的な人物。
彼の住む世界では悪が普通であるらしく、ガブリエル自身も元はヴィラン側の存在だった。
スプリームという、ミラキュラスを支配する者に従い、二つ(蝶ともう一つは不明)のミラキュラスを授けられた。しかし経緯は不明だが愛する人を傷つけてしまった償いの為にスーパーヒーローに生まれ変わり、同じ世界のアルヤとニノとレジスタンスとして荒んだ自分達の世界を良くしようと活動している。
レディバグとシャノワールが守る世界に感銘を受け、シェイディバグとクロウノワールにレジスタンスに加わるよう説得する。
- 名称不明
パラレルのガブリエルが、レディフライのカミコの力でスーパーヒーローに変身した姿。
全身真っ白な羽根に覆われ、背には大きな白い翼が生えている。
翼で触れた者に加護を与える力を持ち、対象者の背には羽の模様が表れる。作中では、狐のミラキュラスで透明になったモナークの攻撃を防ぎ無数の羽根で硬直させ、レディバグとシャノワールのピンチを救った。
ちなみに、通常はオープニングでマリネットのモノローグが入るが、今作に限りガブリエルが担当、更には歌詞を変えてオープニングまで歌ってしまう。
関連タグ
ソノイ:人間が持つ欲望を解放させて怪人にする能力を持っている。また、製作会社繋がりでもある(厳密には系列会社。)
関連リンク
以下はシーズン5第129、130話の重大なネタバレが記されています。
レディバグとシャノワールのミラキュラスを手に入れるため、本格的に動き出す。指輪型端末機器アラアンスに、「レディバグとシャノワールがカガミとアドリアンを誘拐する」という偽動画を配信し洗脳、指輪を付けているものは皆、レディバグとシャノワールを探し出すスーパーヴィラン『ミラキュライズ』となってしまった。
レディバグがアグレスト邸に侵入していることに気づいたモナークはキッチンに隠れていたマリネットを引き摺り出すが、マリネットはテントウ虫と黒猫のミラキュラスでバグノワール(Bug Noir)にユニファイする。
モナークの指輪をひとつ奪い、床を破壊したことによって地下に落下。
蝶のミラキュラスを弾かれ、本来の姿に戻ってしまった『ガブリエル・アグレスト』。バグノワールの説得を聞くも、蜂のミラキュラスの能力でマリネットを行動不能状態にする。マリネットからついに2つのミラキュラスを奪ったガブリエルは自らの命と引き換えに、妻を生き返らせるのだった…
こうしてモナークが消え、公園には亡きガブリエルの銅像を建てられた。
一方、マリネットは蝶のミラキュラスだけ回収できなかったと悔しさを滲ませていた。
場面は変わり、ある人物の胸に光るロケットブローチは……。