※他作品の同名人物に関してはシャノワールへ。
概要
声:逢坂良太(日本語吹き替え)
アドリアン・アグレストが指輪のミラキュラスで黒猫のスーパーヒーローに変身した姿。
アドリアンの時の真面目な性格から打って変わり、猫のように気まぐれでお調子者のパリジャンになる。相棒であるレディバグを「マイレディ」と呼んで頻繁にアプローチをかけているが、彼女からは軽くあしらわれている。
武器は金属の棒。
戦闘では棒術を駆使して戦う。ほかにも棒の伸縮性を利用して移動手段に用いたり、通信手段やはたまた傘等多機能である。
能力
「プラッグ、クロー・アウト!(Plagg, Claws out!)」で変身し、
「クロー・イン (Claw in.)」で変身解除する。
個人技
カタクリズム (Cataclysm)
右手にパワーをまとわせ、触れたものをたちまち腐食・破壊させてしまう。
クワミが使うと制御が効かず、プラッグはこの力で恐竜を滅ぼしたことがある。
別フォーム
パワーアップフォーム
マスター・フーが作成したポーションを混ぜたマジカマンベール(カマンデールチーズ)をプラッグに食べさせて変身する。これを食べるとクワミの姿も変化する。
全7色(ピンク・黄色・緑・水色・紫・赤・オレンジ色)のうち、現在3種が使用された。
- アクアノワール (Aqua Noir) / アクアフォーム
緑色のチーズを食べたアクアプラッグ(Aqua Plagg)で変身した姿。
足先と尻尾に黄緑色のヒレが付き、水中活動が可能になった。
- アイスキャット (Ice Cat) / アイスフォーム
水色のチーズを食べたプラッググレイシャー(Plagg Glacier)で変身した姿。
靴底にアイススケート用ブレードが付き、氷上での戦闘に向いている。
- アストロキャット (Astrocat) / スペースフォーム
初登場はミラキュラス・ワールド1作目『ニューヨーク ユナイテッド・ヒーローズ』。
紫色のマカロンで変身した姿。
現状、これのみシャノワール自身がチーズを食べて変身しているため、プラッグのスペースフォームは不明(レディバグも同様)。
これまでで一番変化が大きく、フルフェイスヘルメットやコウモリの羽が装備された。飛行能力だけでなく、名前の通り宇宙空間でも活動可能。
ユニファイ(unify)
ミラキュラスを二つ以上組み合わせて変身した姿。
両方のミラキュラスの力を使うことができるが、ミラキュラスによっては使用者に大きな負担がかかる。
- スネークノワール
猫のミラキュラス+蛇のミラキュラスで変身する。
- ラビットノワール
猫のミラキュラス+未来のウサギのミラキュラスで変身する。
- キャット・ブラン (Cat Blanc)
シーズン3第74話で登場。
シャノワールがアクマタイズされた姿。
コスチュームのデザインは変わらないものの、髪からコスチュームまで真っ白に染まり、瞳の色が水色に変化した。
原因は互いの正体を知り、マリネットとアドリアンとして両想いになった隙をつかれたせい。
マリネットとの通話中に彼女を「マイレディ」と呼んでいる所を聞かれ、ホーク・モスにシャノワールの正体に気付かれてしまい、戦闘中誤ってレディバグをカタクリズムで失ってしまい、そのショックの隙をつかれアクマタイズされた。
全てが破壊された世界にひとりぼっちで、ずっと愛する人を待ち続けている。
レディバグを終始「マリネット」と呼ぶ。
- アドリアン・アグレスト / クロウノワール (Claw Noir)
ミラキュラス・ワールド3作目『パリ シェイディバグ&クロウノワール』で登場。
パラレルワールドのアドリアンで、黒猫のミラキュラスで変身する。
「ダガー・アウト」の呪文で変身する。
スプリームという、パラレルワールドでミラキュラスを支配する人物に従いヴィランとして活動している。シェイディバグ(Shadybug)というパラレルのレディバグと共に行動しているが関係は不仲で、彼女を「害虫」などと呼び頻繁に罵り合っていた。
マスクから覗く瞳はピンク色で、逆立てた緑色の髪はサイドが刈り上げられている。
ライダースジャケット着用し、首元の鈴やコスチュームのあちこちにトゲ飾りがあり全体的にパンクなデザインとなっている。武器の棒はヌンチャクに変形させて戦うことも可能。
変身中、制限無く何度もカタクリズムを使用できる(ティッキー曰く、使用制限は若い使用者の身体を守る為のものらしいが、力を悪用している為に制限が上手く機能していないのかもしれない、とのこと)が、代償なのか顔には大きな黒い傷が広がっており、普段はメイクで隠している。シャノワールのカタクリズムを受けてもダメージを負わない。
同じ世界のマリネットに恋をしている様で、彼女の家のパン屋に通い、ボディガードをおつかいに行かせてた。シェイディバグの正体がマリネットと知った時は思わず頬を赤らめた。
現実同様母親を亡くしており、スプリームに従うのは母親を蘇らせてもらうため。
母親を亡くしたアドリアンの寂しさに気付かず、気にしていないといった風で仕事に没頭する父親の姿を見て孤独を感じていた。
それは現実のアドリアンも同じだった。戦いの中で、彼もまた『母親ともう一度会えたら』と考えたことを打ち明けるが、それには代償が伴うことも勿論知っていた。
初めて苦しみを共有したクロウノワールは思わず攻撃の手を止め涙を流す。アドリアンはクロウノワールに「独りじゃない」と優しく語りかけ、元の世界でニノを映画に誘うよう持ちかけた。クロウノワールの初めての友達と言えるだろう。
同じ頃、現実のマリネットと和解したシェイディバグが行った『ミラキュラス・シェイディバグ』の力で街だけでなく、クロウノワールの顔やカタクリズムの傷までもが消え去った。
その後レディバグ達と合流。姿が変わったシェイディバグに倣い、自身もシャノワールを参考にした新しい姿に生まれ変わる。
モナークを撃退した後、ベターフライの仲間となり、スプリームに立ち向かう決意を固め、最後にはシェイディバグと手を繋いで元の世界へ帰って行った。
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MiraculousLadybug Adrien Marinette
≪表記揺れ≫CatNoir