「子供はっ…子供は何人欲しい?」
「結婚しようよ結婚してして結婚しなきゃ結婚しなさい結婚するべき結婚しやがれ結婚結婚結婚結婚結婚結婚結婚結婚結婚結婚結婚結婚レッツマリッジ!」
人物
一年マイナス十三組在籍。城砦女学院からの転入生。
名前の由来は長崎県江迎町(2010年に佐世保市に統合)から。
頭に赤い大きなリボンを結び、同じく赤く大きなリボンのついた服装をしているなど、一見お嬢様風の可愛らしい少女だが、凶悪な過負荷を持っている。
人吉善吉に好意を持っている。黒神めだかの事は悪く思っていないらしい。
武器として包丁を2丁持っており、刃の部分を持つという変わった使い方をする。
経歴
当初は球磨川の『どんなに酷い事をしても全てなかったことにする』という言葉に依存し、マイナス十三組の一員として、生徒会メンバーと対立していた。
マイナス十三組ではそれなりにうまくやっていたようで、クラスメートとカラオケに行ったり、買い物に行く姿も見られる。
しかし、会計戦での善吉の言葉をきっかけに改心する。その際、球磨川への離別と自身の過負荷を受け入れる事を決意する。
この時の怪我が原因でしばらく入院していたが、現在は善吉側の味方として協力している。
善吉が会長になって発足した第百代箱庭学園生徒会執行部では会計を担当した。
性格
- 「自分は他人に愛されてはいけない罪深い人間だ」という罪業妄想から生まれた「過負荷」を持っていることから、自身を肯定し受け入れてくれる人物に出会うと、その人物に異常なほど依存する傾向を持つ。
- 皮肉にも、その「過負荷」で今まで他人とまともな関係性が作れず過ごしてきた(しかも過負荷は成長していったらしい)。
- そんなところに善吉の優しさ(というか鈍感型博愛)に触れ、一気に盲目的な愛情と異様な執着・独占欲をあらわに交際・結婚を迫る。
上記の事から分かる通り、いまどき珍しいテンプレ通りのヤンデレキャラである。
しかし、そのキレっぷりと危険度は半端ではない。
ただ、そういった性質は彼女なりに「幸せになりたい」と思うが故の行動とも取れる。そのあたりが、他の過負荷の面々との大きな相違点となっている。
危険な感情を抱いているのは確かだが、過去のトラウマ故か、球磨川と人吉の行動の危なっかしさも大概だったのか、時折ヤンデレ要素よりも“人を危機から逃がす”ことを優先し、思わぬ行動力を見せることもある。
生徒会選挙を乗り越えた事で、人間的にも大きく成長したが、コミックス10巻カバー裏を見ると、その辺の期待を裏切らない所が彼女らしい。
過負荷
「虹色の薔薇(レインボーローズ)」
登場当初、黒神真黒のノリに合わせるために自称したフェイクの『過負荷』名。要するにただの嘘っぱち。本当は・・・
「荒廃した腐花(ラフラフレシア)」
真の『過負荷』。触れた物質を腐敗・劣化させる。
物理的法則をぶっちぎって「腐らせる」ため応用範囲はかなり広く、「直接相手に触れて肉体を腐らせる」「建物を劣化させて足場を崩す/押し潰す」「空気を腐敗させ毒ガスにする」などの用法を用いる。
後に球磨川のアドバイスを受け、"腐"葉土を生み出しそこから「植物を操る」応用法を確立。
以前までは、能力の強弱(ハイロウ)しか調整できなかったが、会計戦で球磨川の『大嘘憑き』により、入切(オンオフ)が切り替えられるようになる。
それにより能力のコントロールが可能になった。しかし善吉曰く「照れで発動する」ので、感情が高ぶると自然に発動してしまう。
余談だが、この能力は柳田理科雄による空想科学図書館通信にて取り上げられた。
↑納豆菌だけ避けて他の雑菌が繁殖するんじゃあるまいか。
……と思ったら公式にこの利用法ができる可能性が示唆された。「発酵」とはぶっちゃけ、人類にとって有益な結果をもたらす腐敗のことである(球磨川が腐葉土を作らせるのを発案するまで、出来ると思っていなかった可能性はある)。
また、この過負荷による腐敗などの際、分解熱などの法則も時々無視してしまうのか、上記のアドバイスなどがきっかけでオンオフができるようになったのか、植物操作や爆破物撤去などを行っている間、火災などの災害は特に起きなかった。
余談
なおただの出任せだった「虹色の薔薇(レインボーローズ)」という二つ名は、最終章の「未来へのブーケトス編」では本物になっていた。
関連イラスト
関連タグ
ふてくさーる、シャノワール、しのぶ(ONEPIECE):彼女と同じ能力を持ったキャラクター。