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センシティブな作品

「だって未成年のうちに犯罪を犯すと、罪が減って損した気分になるじゃん。」

概要

一年-十三組所属の女子。蝶ヶ崎蛾々丸と共に箱庭学園-十三組に転入して来た。

名前の由来は勿論鹿児島県志布志市から。ちなみに志布志市には志布志町志布志という地名もあるのだよ。

胸元と腹部を露出し、スカートに大きくスリットの入ったセーラー服を着ている。

書記戦において、阿久根高貴の代理で出場した名瀬夭歌(黒神くじら)を追い詰めるも、名瀬の過負荷発現によって逆転され、命乞いした所で氷柱を持って背後から襲うという実に彼女らしい戦法に出るものの、体温を極限まで上げた名瀬の炎で丸焼きにされ敗北。しかし、書記戦の前に球磨川禊と交わした「書記戦で負けたら箱庭学園から出て行く」という約束から大人しく去ろうとしていた所を古賀いたみが引き止めたのをきっかけに、裏に潜んでいた球磨川の企みが発覚。名瀬が理由をつけて勝利を放棄した為に、ルール上は志布志の勝利となった(その際、球磨川により服ごと元に戻され蘇生した)。

10巻巻末の「安心院さんのこれで安心マイナス対策」によると志布志は褒められ慣れていないため、容姿(特にその豊満なバスト)を褒めると照れてどこかに行ってしまうらしい。

性格

むかついたら言葉より先に手や足が出るタイプ。

過負荷『致死武器』を自覚した時から、他人の不幸を喜べる性格となる事を目指し、今は過負荷と上手く折り合いをつけている。

庶務戦中に凶化合宿中の現生徒会組インストラクターの二人を襲撃した際、止めを刺さなかった理由が「未成年のうちに犯罪を犯すと罪が軽くなって損した気分になる」からで、幼い頃に気持ち悪いからと暴力を振るってきた両親を恨み、同様の理由で「大人になったらぶっ殺そう」と心に決めている。

江迎怒江とは違い、自分から進んで駄目になろうとするタイプ。

能力

過負荷『致死武器(スカーデッド)』

他人の身体的・心理的な古傷を開く過負荷。

虫歯や筋肉痛といった疾患も傷のうちに含まれており、どれだけ完全に治っていようが小さい傷であろうが古傷だろうが、それら全てを生傷に変質させることができる。

少年野球団に所属していた頃にこの過負荷を自覚したが、「自分が居るだけで周りが不幸になる」なら「その不幸を喜べるようにならなきゃ」と折り合いを付け、怪我人を量産しながら恥じる事無く堂々と過ごしてきた。

『憎武器(バズーカーデッド)』

書記戦において、球磨川禊の「負けてもいいよ」の一言で能力の箍を外し放った過負荷。

生物無生物関係なく作用し、建築物の施工までも傷の補修扱いにして崩壊させてしまう。

勝ち負け関係なく名瀬夭歌(黒神くじら)を巻き込もうとするも、名瀬の過負荷『凍る火柱(アイスファイア)』で崩壊する冷凍庫を凍らせる事で止められてしまう。

蝶ヶ崎蛾々丸は、この過負荷を前にも見た事があるらしく、「折り合いを付けた今では見ることが無いと思ってた」と発言をしている。

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