ChromiumはオープンソースのWebブラウザのプロジェクト名で、GoogleChromeやX-iron、MicrosoftEdge(後期)、Opera(15以降)などはこのソースコードを引き抜いて開発された。
この系統のブラウザは再起動コマンドが共通しており、アドレスバーに「chrome://restart」と入力することで再起動する。
ライセンスはごちゃごちゃで、Googleが作ったところはBSD、それ以外はMITライセンスだったりLGPLだったり、MPL/GPL/LGPLのトリプルライセンス、マイクロソフトのオープンソースライセンス、Microsoft Public Licenceだったりと様々。組み合わせられているライブラリがそれぞれ別々のライセンスになっている(基本的にはどれも「ライセンスの規定に従う限り、誰でも自由に使ったり、改変したり、再配布してもよい」ということは同じで、要求している制限がそれぞれ違う)。
なお、Chromiumは他のオープンソースのブラウザと違って公式ページに公式リリース版にあたる実行ファイルがなく、ソースコードのみ公開している。実行可能な形式で配布されているものは有志がビルドしたもので、Google公式のものではない(公式リリースが欲しければChromeを使ってくれ、ということなのだろう)。