曖昧さ回避
- ブラウザクラッシャーの略称。
- 漫画『BLACKLAGOON』の略称。
本項では最初の項目について記述する。
概要
ブラクラとは、Webブラウザ、異常を発生させるスクリプト言語、及びウェブサイトのことである。コンピュータに負担を掛け、場合によってシステムを巻き込んで操作不能になることもある。InternetExplorerの対応が遅れていた2000年代に猛威をふるった。
代表的なものとして、掲示板等に記載されたアドレスに何気なくアクセスするとウィンドウを延々と表示させたり、無数のダイアログを出させるものがある。
そのほか、騒音を鳴らす、他のサイトに攻撃まがいの行為を行ったり、IPなどの情報を収集したり、いろいろな悪事を働いている場合が存在する。
中にはWebブラウザの機能や仕様等を悪用し、マルウェア( 不正かつ有害に動作させる意図で作成された悪意のあるソフトウェア )、例えばコンピュータウイルスやキーロガー( 入力したキーを記録する装置 )、バックドア( PCのセキュリティに裏口を設ける )などを強制的に埋め込んだりする悪質な物も存在する。
精神的攻撃
また、スクリプトなどによるものでなく、グロ画像などのクリック注意物件のリンクを張り、閲覧者の心に甚大なダメージを与える画像や音声を表示させる場合が存在する。場合によっては時間差で表示する、なんてものも存在したらしい。
転じて、そのような用途に使用されそうな絵画などの作品を「精神的ブラクラ」と呼ぶ。
有名だったもの
- 無限ポップアップ 昔のIEはこれに弱かった。
- メールストーム mailto:を乱発してメーラーを多重起動させパソコンを止める。
- おまんちん 正確にはブラクラではなく黒い画面とともにIPを表示するだけで実害は無いが、IPを抜かれると住所がばれると思っていた当時の初心者ユーザーを怯えさせた。
- googkle.com 「google.com」をスペルミスすると表示されるウイルスサイト(消滅済み)。
- 赤い部屋 一種の作品なのだが、斬新な演出で話題になった。
- you_are_an_idiot